2008年01月19日

高田渡生誕祭59

080119
朝9:30からリハーサル、なぜかと言うと出番が一番最後”トリ”だから逆リハで最初。なぜ無名のair plantsが2日間に渡るこのイベントのトリなのか、いいんですかと何度も五郎さんや風太さんに尋ねた。でも彼らはいいんだよと朗らかに言う。5時間のステージお客さんを飽きさせないようにプログラムを組んだら、また意外性という意味でもair plantsなのだそうだ。「自分たちの世代だけでやってたら10年後20年後が続かない。渡の音楽を通じて次の世代につなげていかないといけない。」と。
リハーサルを見てair plantsのことを「美しいね?。」と言ってくれた加川良さんが私たちの前の出演者。説得力のある語りと歌だ。なんだか徐々に緊張してきた。air plantsのことを知ってる人がほとんどいないこの空間でひくこと+喋らなきゃいけないのが緊張の素。1曲目の『太陽の孤独』をひきおわり喋ると、カミカミでドモリまくり。あー、もう喋るのやだなと思ってふと舞台そでを見るとリクオさんが微笑みながら見守ってくれていた。あーもう遠くを見てひくことにしようと決めて『帯広』をひくとちょっと楽しくなってきた。3人での最後の曲『スキャッターブレイン』を演奏すると熱い拍手で安心。ここからはゲストを迎えての演奏、まずは中川五郎さんと『imagine』を。お客さんの空気が真剣な耳に変わったのが分かった、この素晴らしい訳詞と演奏が伝わったと思う。次にリクオさんと『oh my love』そして、リクオさんがコードアレンジをして私が弦アレンジをした高田渡さんの『生活の柄』を演奏。とても良かったね。そして最後のゲスト松田ari幸一さんを迎えて『グッドナイトアイリーン』『東京の屋根の下』『ミケランジェロ』を演奏。もうとにかく良い雰囲気に包まれて終えれたのでホッとしまくった。
打ち上げではわざわざ見にきてくれたピカソの森さんやPANTAさん(は飲まない)と飲む。大先輩がたくさんいるがビビって話しかけれず。その大先輩方は「渡と出会ったのは、40数年前、、。」などと思い出話をしていた。40数年前って、、、。ariさんや五郎さんやその他大勢の先輩方と知り合ったり一緒に音楽をやらせてもらえるって、音楽家はいいな。そしてひきあわせてくれた高田渡さんに感謝します。
posted by ayumi at 00:00| 日記