2008年09月23日

今日の出来事。

080923
午前中にひとつ授業、夕方からアンサンブルのクラス。
アンサンブルは必修なので、だったらとブラジル音楽アンサンブルクラスに飛び込んでみた。
ブラジル人から祖国の音楽を学ぶ。グルーブやリズムパターンや音の切れなんかを説明している微妙なニュアンスに妙な説得力がある。あーCDできいたことがあるーみたいな。そしてブラジル音楽の簡単な歴史やなんかを説明受けただけで何かカンドー。ジョアンジルベルトがボサノバを作りましたって、そんなの私でも知ってるのになぜだかね。
クラスが終わってから、誰でも参加できるDVD鑑賞の部屋に行った。今日は「ZAPPA plays ZAPPA」 というモノ。息子が父の曲を演奏するというコンセプトのバンドで世界ツアーをやった際のDVDである。とにかくバンドがすばらしすぎて圧巻!メチャメチャむずかしい曲ばかりなのに構築されたサウンド、しかもみんな自分のものにして発信している。かと思うと偶然性・即興性を伴った曲(?)、緊張感を持って楽しんで演奏していてすばらしく音楽していて聴かせる。
そしてそんなのをさんざん聴かせたあとに出てきたゲスト、テリー・ボジオ!!私はブレッカー・ブラザーズの『HEAVY METAL BE-BOP』で知ったのでフュージョンの人かと思っていたら、いやー、めちゃロックでした!健在!画面に写っている舞台の端っこに何か変な舞台セットがある、とずっと思っていたんだけどこれがゲストのためのドラムセットだった!3段に並べて30個以上のスネア&タム、そしてシンバル・ハイハットは100以上、後ろにはガムランらしいものが張り巡らされ要塞のようなドラムセットに囲まれたテリー、すごかった!とにかくロック!熱い!
(このDVD2枚組らしいのだけど)一枚目を見終わったところで主催の人が「ゴメン、(2枚目)入ってなかった。」的な感じで終わり。確か2枚目にはもうひとりのゲスト、スティーヴ・ヴァイが現れるはずなんだけど。
ま、でも終わってしまったので、そのまま教授ライブというのに向かう。
バークリーのメインの校舎は小さくて、いくつかの離れた場所に校舎が点在している。その中のひとつの小さなホールでよく小さなライブが行われている。行ってみるとジャズギターの女性教授が2人のギターの教授を迎えてのライブだった。このメインのギター女性教授がめちゃすばらしかった。そういえば女性のジャズギタリストを知らない。もちろんいるのだろうけど。ブルースだったら長見順さん。ロック・ポップスは、たくさんいる。でもジャズギターか、うーん。そういえばジャズのドラマー、ベーシスト、いたっけ?私がジャズの世界知らなすぎるから?きっとそうだろう。ということにしておこう。ま、この人は女性とかそう言うことは抜きにしてすばらしかった。
今日はフリーのDVD鑑賞とライブ鑑賞、今しかできないゼイタクです。ひとつ曲のアイディアを思いついた!かたちにできるといいな。
posted by ayumi at 00:00| 日記