2008年10月01日

Cesar Camargo Mariano

081001
数年前に弦太さん&百合ちゃんのセッションで初めてSamambaiaという曲をやった。すごくステキな曲なんだけどその当時はとにかくむずかしかった。最近ではやっと普通にひけるようになってきた。
今日はCesar Camargo Marianoのコンサートということで夕方からソワソワ。とは言っても最近まで良く知らなかったのだけど調べてみるとすごい人だった。ブラジル音楽の歴史といえる人。昨年のグラミーもとっていて、古いところでいうとTom&Elisをジョビンと一緒にアレンジ&プロデュースした人(あの三月の水 もだ!)、他にもミルトンナシメント、ガルコスタ、イヴァンリンス、ヨーヨーマのブラジル企画モノまで。他多数。とにかく一線の人です。
そのマリアーノが登場して鍵盤を前に何の音からひこうか考えるように十数秒、そしてものすごく繊細な、絹の上をそっと触れるようなピアニッシモで始まった曲、それがSamambaiaだった。自分の作曲した代表作をピアノソロでしかも自在にアレンジしてあって、それは一時も耳を離せない極上の音楽だった。音数が多くないのに巧みなハーモニーセンスと美しいダイナミクスで聴かせる。バークリーの先生(ドラムとベース)が加わっても美しさは際立つばかりだった。すばらしいグルーブセンスとソロをひく時のビルドアップのしかた。もう、、言葉で言い表せないな。
今宵、とても幸せな貴重なライブを体験しました。マリアーノ。
http://www.cesarcamargomariano.com
posted by ayumi at 00:00| 日記