2008年10月11日

遠足ーラウル・ミドゥン

081011
6時過ぎに起きて長距離バスのある駅に向かう。アメリカをあまり信用していないので、どうせNYになんか着けないんじゃないかと期待は半分でバスのチケットを受け取り、乗り、寝て、目を開けると遠ーくに摩天楼が見えた。NYに着けるかも! 通称チャイナバスというのに乗ったのでチャイナタウンに到着。降りてまずびっくり、あたたかい。NYはあたたかいのか?そして人が多い。
さっさと地下鉄をみつけてAster Place駅にあるJOE'S PUBへ行く。当日券を何がなんでもとりたい。意気込んでチケット売り場に行くと全然人が並んでいない。あれ?そーなんだー、じゃお昼ごはんを買いに行って、と。ランチ片手に戻ってくると私は3人目だったので入れるような気がした。とにかく待とう。ビートたけしの「死ぬための行き方」を左手に読みながら、クリームチーズのベーグルを右手に食べながら待っているとふと人の気配。見るとギターを背負った男性がマネジャーらしき人につかまって会場に入って行く。うわ、ラウル?思わず隣に座っていた黒人の青年を見ると、ただ何も言わず「そうだよ。」という風に深くうなづいて笑った。うわー目の前をラウルが通った。
随分待ったが、当日券は取れてしかもけっこう余っていたらしく(なんだよ、じゃ連絡してよ。)私が入場して席を探したところ一番前が空いていたので最前列。ほどなくしてラウルがマネジャーさんにつかまって登場(彼は盲目です)。ギターを受け取り唇でマイクの位置を確かめる。そして始まった、瞬間にやられた、2音ですごさが分かった。もうとにかくすごい。パーカッシブなギターテクは1m先で凝視しているのにどうやってのるか分からない。分からなくてもいい、カッコいいから。歌も声もいい。右手の爪がめちゃめちゃ長い。間奏でミュートトランペットを声でやるんだけどこれがうまいしフレーズがカッコいい。どの曲も構成や基本リズムに工夫が凝らされていて飽きない。
イヤとにかくステージには独りしかいなのに濃いいステージでした。
店を出る前にトイレにでも、と思ったらラウル、サイン会してる。えー、じゃ並ぶ。「日本はすごく好きだ。」と言ってました。「最近ジョンメイヤーがいいと思ってる。」的なことを言ってたので「先日学校に来ました。」的な会話。ミーハーですがこんな機会は2度とないと思ってサインと写真を撮ってもらいました。
今日はもういっぱい。お散歩してお買い物して終わり。
posted by ayumi at 00:00| 日記