2008年11月29日

おばあちゃんを思い出す幸せな感じ。

081129
朝ごはんはパンケーキ。名残惜しいけれどみんなで写真撮影をしてお別れをする。本当に別れるのがさみしいという表情で、車が見えなくなるまで手を振って見送ってくれるのを見て、死んだおばあちゃんを思い出してしまった。またおばあちゃんといるような感覚を感じられるなんて幸せ。決して怒らず、のんびりと、話を聞いてくれて、優しさとか思いやりを超えた『愛』だけを与えてくれる、そんなお二人でした。
帰りの高速はそんなに混まずに帰って来た。反対車線はすでにラッシュが始まっている。
さて宿題やんなきゃ。夢のようなホリディは終了。D氏、Tちゃん、どうもありがとうございました。
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2008年11月28日

サンクスギビングNY

081128
サンクスギビングディの次の日にマンハッタンに行こうとTちゃんと計画していた。マンハッタンまではTちゃんの実家から電車で45分くらいと近い。朝の電車に乗るために優しいお父さんが駅まで送ってくれた。
アメリカの電車はちゃんと来るのかななんて疑って待っていると時間通りにちゃんとやって来た。席も確保。右側にハドソン河が見える列車で最初は自然な雰囲気、しばらくすると街が出てきたりしてまたしばらくすると住宅が出てくる。マンハッタンに向かってだんだんと、分かりやすいほど『街度』が増していくのだ。そしてしまいにはトンネルに入る、そしたら数分間そのままでグランドセントラル駅に到着。
グランドセントラルは、NYはやはり都会だー!電車を降りて駅の構内に入った瞬間に人の多さとお店のきらびやかなディスプレイに思わず都会を感じてしまう。
さて、まず向かう先はNew Museumというダウンタウンに2年くらい前にオープンした美術館だ。前にNYに来た時には休みだと分かっていたのだけど建物が見たくてわざわざ前を通った、というのもここ2?3年でオープンしたこの新しい美術館は外観がカッコいい!そしてこれを設計したのは日本人SANAAという2人組なのだ。実物を見てやっぱりカッコよい。写真を撮りまくる。しかしオープンは12時からということで、えー残念どうしよう。「あ、そうだ、行きたいところがある。ユニクロ!」とTちゃんと近くのユニクロを目指す。正直日本にいる時は「ユニクロねー。」という感じでそんなに気に入ってなかったのだけど、最近の寒さにはフリースだろう、と思いつきどうしても欲しくなった。この寒さにはネセサリー。行ってみると日本では考えられないカッコいい店舗とディスプレイ。そして今日はブラックフライデーと言われてる日だからなのかとてもにぎわっている。(ブラックフライデーはサンクスギビングデイの次の日のことでクリスマス商戦の始まりともなるセール初日。小売店はこの日だけで黒字になるからブラックフライデーらしい。私はお正月あけの初売りっぽいな、と思った。)人波をかき分け、今話題の肌着『ヒーテック』とフリースを手に入れ意気揚々とNew Museumに向かう。
New Museumはエレベーターに乗って一番上から見始めた。いちばん高い階のベランダに出れるスカイルームが開いていなかったのは残念だったけど上から作品を見ていく。3フロアーに渡って展開されているエキシビジョンが私的にはイマイチだったのだけど良い展覧会がやっていたら来る価値のあるステキな美術館だと思う。
さて、美術館を歩いて北上。Aster placeで昼ご飯を食べる算段だ。そしてここでD氏の息子のDクンに合流する予定。Aster placeは前に行った時にびっくりしたのだが、日本の、または日本食の、または日本食っぽいレストランがたくさん出来ていてプチ日本街になっているのだ。Tちゃんとラーメン屋に行こうよ、と計画していていたのだがその前に居酒屋で一杯ビールをひっかける。ラーメン屋『せたが屋』の前でDクンと合流。ヤッター!らーめんだー。店に入ると「いらっしゃいませー!」の声、お?、ここ日本だ。注文してしばらく、出てきたらーめんはまさしく日本のらーめん。ちゃんとだしが効いていてチャーシューもあぶってあるという日本的な気づかいも見える。日本から見ると当たり前じゃないかと思うかもしれないけど、気づかいとか繊細なだしの味とかこっちでは皆無なのだ。らーめんで感動できる。せたが屋は東京でもお店の前をしょっちゅう通っていながら行ったことが無かったのだけどとても美味しかった。また行くぞ。
その後グラウンドゼロ(ツインタワー跡)へ。3年ぶりくらいだったけど相変わらず工事が続いている。前にここに来たその後に911ツインタワーの真実みたいな本を読んだのでちょっと複雑な気持ちだった。
最後にグランドセントラル駅近くのBOOK OFFへ。前も思ったのだけどここめちゃ威勢のいいおばちゃんが働いている(多分2人いる)。声がでかい。お客さんの前でも関係なく(多少無神経に)大声で店員に檄を飛ばしている。多分このおばちゃんのどっちかだと思うんだけど、book off特有の店内放送が響き渡った。「このたびは?、ブックオフNY支店におこしいただきまして誠にありがとうございます。」ちょっと日本語がなまっている「本日よりサンクスギビングセールといたしまして洋書30%オフ、、、。」と、つづく。変な日本語だなぁと思っているとつづけて同じ内容の英語のアナウンスが。「サンクス・フォーユーカミング。」英語もなまっている。「なんとかかんとかサンクスギビングセールなんとかかんとか、サンジュッパーセントオフ。」!!!サンジュッパーセントってそこ日本語やん!!
さてお家に帰って来たらターキーディナー2でした。ご両親もお孫さんが来て嬉しそうです。昨日に引き続きとても暖かい雰囲気。
さてそろそろ片付けをしだした夜遅く、お礼の意味も込めてair plantsのCD-Rをプレゼントしました。音楽一家なのでとても喜んでくれて「今聞きたい。」といってかけてくれました。ちょっと恥ずかしかったのだけど熱心に聞いてくれて一曲目が終わったあと「すごく良い。」と心から言ってくれました。2曲目が終わったあと(みんな眠いのに聴きたいから眠い目をこすりながら聴いている様子を察知して)「これを聞き終わるのにあと30分かかるから明日の朝にしましょうよ。」と言うとお父さんが確固たる口調で「今聴きたいんだ。」と言った。すごく良いと賛辞してくれありがたすぎて久しぶりにair plantsを良い音で最後まで聴いた。やっぱり自分で言うのもなんだけど良いアルバムだと思う。一曲が終わるたびに「すごく良い。」と言ってくれ全部聞き終わったあとには「本当に素晴らしかったわ。ありがとう。」と言ってくれ、こんなに熱心に聴いてもらってこちらこそありがたい気持ちでいっぱいのままおやすみのハグをして眠る。
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2008年11月27日

サンクスギビングデイ

081127
TちゃんはD家のヨメなのに朝起きるのが遅い。ということを事前に知っていたので私も便乗してしまった。二人して起きたのは11:30。とっくにご両親は起きており、お母さんはすでにパイをひとつ焼き、笑顔であきれ顔。ターキーを焼く準備に大忙しだ。「すみませーん、手伝いますー。」と言いながら着替える。
実際、焼かれる前のターキーがそこにいた。でかい!調味料やハーブを振りかけられてこれからオーブンにいれられるのだが、なんと4時間もかかるのだそうだ。そして「私、ターキーは初めてです。とっても大きなターキーですね。」と言うと「今年は小さいのよ。」と言う。またびっくり。
ターキー待ちの間、私はインターネット、Tちゃんはおかあさんおとうさんとしゃべる。いいなぁ、家族の会話。そういえばご両親は私にもよくしゃべりかけてくれるのだけど、やはり英語はほとんど分からない。すごくゆっくり丁寧に話してくれているのになぁそれでも分からない。申し訳ないなあ。
午後になってご両親のお友達のAさんが双子の男の子と共にやって来た。この双子くんたち、風邪気味だったのもあってこの後機嫌がよかったり悪くなったりで大人たちが振り回されることになる。しかしカワイイ。
ターキーが焼ける頃になって他の料理に取りかかる。ジャガイモを使うみたいだったので「私やりますよー。」と立候補して皮を剥いて小さく切る。お次ぎはー?と思ったらスイートポテト、サツマイモのめちゃ大きいヤツ。これも皮を剥いて小さく切る。何か大きいのが出てきた。カブと言っている。ルートバグスって言うヤツ。Tちゃんが皮を剥いて半分に切ろうとするが固くて無理。お父さんも参加して3人掛かりでがんばるが無理。そもそもナイフが小さすぎるのだ。ジャパニーズナイフはないの?と聞くとお父さんが、確かあるはず、とあらゆるひきだしをあけて5分後に探し出してくれた。やっぱ包丁だよなー。これで割れるか、と思いきややはり切れない。ふと思い出し「確かカボチャを電子レンジでちょっと温めたら切りやすくなったよ。」と提案してみる。レンジで1分、確かに前よりちょっと刃が入ったがまだ固い。更に電子レンジで加熱、そしてとうとう切れた!!3人して感動。その苦労と成果をその場にいなかったお母さんに一生懸命報告。
そんな苦労もありつつ出来たアメリカのサンクスギビングの食卓。愛のこもったおめでたい食事だったので感動しました。ターキーとっても美味しかった。ちょっと鶏肉に似てるかな?ボストン名物である『クランベリー』のジャムをつけて食べるのが一般的らしい。しかし肉に甘いソースは、、、。それよりもターキーから出た油に味付けしたグレイビーソースは美味しかった。どんどんかけたいくらい美味しいけど多分すごいカロリー、我慢してみる。そしてポテト類はマッシュになって3?4種類。カブも美味しかった。みんなで「これどうぞ。」「あれとって。」と言いながらの食事。そしてその後はデザート。パンプキンのパイもシナモンが効いてて美味しかった。
サンクスギビングデイに家庭の温かい食卓に呼んでいただいて、暖かく迎えていただいて本当にありがとうございます。そのことに感謝します。
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2008年11月26日

帰省ラッシュ

081126
午前中の授業に出たら出席率がものすごく悪い。でも私にとっては人数が少ない方が楽しい。分からなかった時に気楽に聞けるし。
午後にTちゃんの運転でボストンを出発。5分でハイウェイ(高速)に入るととたんに渋滞。うわぁ?、二人して絶句。でもこの道しかないしノロノロながらも動いているので進む。料金所に近づくと特に混んでいるので「このレーンのとり方はなってない。」「日本ではこうだった。」とかなんとか文句を言いながら進む。このようにしゃべりまくっていたら約6時間ちょっとで到着。普段でも4時間だそうなので優秀優秀。
自然が多く残る落ち着いた街(村)のステキな樹のお家。少々緊張してお邪魔したら、「待ってたわよー。」とあたたかく私たちを迎えてくれたD氏のお父さんとお母さん。めちゃ優しそうなお二人だ。夕飯を食べずに待っていてくれたのでTちゃんの手料理で夕ごはん。豆腐ハンバーグに肉じゃが、シジミとショウガの炊き込みごはん、美味しかった。
お母さんは誰に話す時にも、もちろん私に対しても「ハニー」や「ダーリン」や「スゥイートハート」を自然に語尾につける。「ハニー、それとってくれる?」「これもっと食べない?スイートハート。」言葉で書くとちょっとむずがゆいけど実際これが何とも愛を感じて心地良い。実際D氏のご両親はとても優しいので初めて来たお宅なのに何ともリラックスしてしまった。ただひとつ、ここのお家は誰もお酒を飲まない。さすがに「私だけ、、、いいっすか?」というのもなんなのでおやすみなさいのハグをした後にこっそり持って来たペットボトルからいっぱい飲んで就寝。
明日はターキーだ。
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2008年11月25日

アメリカの家庭にお邪魔します。

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サンクスギビングデイというのは11月の第三木曜日の祝日のことで、その日から4連休になる。
日本で例えるならお盆かお正月くらい重要でお楽しみな休日で家族で過ごすのが前提らしく、「今度のお盆は帰って来んのね?」とか「キミはお正月は田舎帰んの?」みたいな感じ。
先週くらいから授業でも「サンクスギビングはみんな帰るの?」と先生が生徒に聞く。火曜日水曜日は多くの生徒が帰省してしまい出席率がとても悪くなるので、さりげなくみんなに聞いてみて欠席が多いようならいっそのこと休みにしてしまうのだ。
私は外国人としてお家でゴロゴロしてようかなと思っていたのだけど、TちゃんにD氏のNYの実家に一緒に行きませんか?と誘っていただいて、アメリカンファミリーを体験できるなんてなかなかできない!と思いあつかましくもお邪魔させてもらうことにした。しかもD氏は仕事で来れない、というなんだか不思議な構図で参加。
どうなるでしょうか!!
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2008年11月22日

HOMETOWN

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HOMEMADE家族のニューCDができたらしく、わざわざアメリカまで送っていただいた。初回特典(?)でこの間のライブツアーのDVDが入っていて、嬉しくてさっそく見た。うわぁ、懐かしい。今年のことなのに遠い昔みたいだ。ステキなメンバーだったなぁ。飲むことも含めて倒れるのを覚悟で全力でやってたんだけど(バンドリーダーだったのでなにかとけっこう大変だった)結果乗り切ったんだよな。そしてあのとき秋にはボストンに行っているかもと、自分ではうすうす思っていたけど誰にも(ピロコだけ相談してたか)言っていなかったので、そう言う意味でも思い残すことなくやりきる思いでいっぱいだった。
カレーを作りながら2回目見た。個人的には「We are family」が見たかったなー。

バークリーのコンサートに出演すると、プログラムに名前と共に『HOMETOWN』が記される。これはアメリカだから?それともバークリーだから?何か分かんないけど、何か良いと思う。誰しもがHOMETOWNを持っていて、そこに記すことによって思いを馳せる。ステキな習慣だ。
折しも来週はサンクスギビングディという休日があり、だいたい連休になる。サンクスギビングディなんて外国の映画や小説でしか知らなかったんだけど、それを目の当たりにできる。どうやらアメリカ人にとってはお盆か正月くらいの大きな意味合いで家族と過ごすらしく、みんなHOMETOWNに向かって飛行機で電車で帰って行くらしい。クラスもどうせみんな来ないから、と休みになったりする。

あ!今日、良い夫婦の日じゃん!!
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2008年11月21日

Antonio Sanchezのクリニック。

081121
ドラマー、アントニオ・サンチェスのクリニックに行ってきた。70人くらいでいっぱいの小さなホールは人があふれている。最初に軽い紹介があって(いついつにバークリーにいました。グラミーを受賞して、、云々。グラミー受賞者を週一で見ている気がする、すごい環境)、本人登場、しゃべりだす。メキシコで生まれ幼少の頃からドラムを始め、ティーンネイジャーの頃はビートルズ、ストーンズ、ツェッペリンなどロックばかり聴いていて、そのうチックコリアのエレクトリックなんとかを聴いてぶっ飛んだこと(explodeとか言っていたかな?)。ボストンに引っ越してバークリーに入学して1stセメスターでビバップのアンサンブルのクラスに行ったときのこと。(初めてのクラスでリーダーがパチン、パチンと指でテンポを示していて、ワン、トゥー、と言った時に「(パチンは)裏だったんだ!」という話。私もその昔ビビった。ジャズ。)
学生とのトリオで演奏したのだけど、当然だけどめちゃうまい。音数が多いのに全然うるさくない。そしてひきだしの多さ。なによりよく聴いている。一流の人ってみんな聴いてるよな、聴きかたが一流。
生徒の質問に丁寧に答えて、よくしゃべる。例えでちょっと叩くエルビンジョーンズのマネとかめちゃ面白い。

さて、
ボストンはとっても寒くなりました。今週に入って最低気温はマイナスです。ここではパーカーやコートについているフードは飾りでもファッションでもありません。実用です。帽子をかぶった上にフードをかぶせたりしてます。私も耳当て付きの毛糸の帽子を買いましたが耳当てがないとつらい。そうすると顔の出ている部分にもなにか欲しい感じです。手袋も必須。こんなに寒いのに教室ではまだ半袖の人とかキャミソールの人とかけっこういるんだよな。外国人は分からん。

Antonio Sanchez http://www.antoniosanchez.net/
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2008年11月20日

Enjoy the music!

081120
バークリー卒業生のチェロ弾きLindsay Macさんのクリニックがあるというので行って来た。ピザ付き。小さな教室に弦楽器奏者が集まってピザを食べながら始まるのを待っている。チェロのネックのところにストラップがあるなあと思っていたらクリニックが始まった。チェロのエンドピンを4cmくらい出して、あれ?何をするのかと思ったらストラップの片方をそこに引っ掛けた!そのままギターのようにチェロを構え、ギターのように指でつま弾き始め、歌う。チェロを使った弾き語りスタイルの人だった!!しかしすばらしい。むずかしいことはしていないのだけど、ギター的ストローク完璧で(多分ギター出身)なによりチェロでやるインパクトを存分に発揮したスタイルだ。すごい、こんなひともいるんだなぁ。結局弓は使わず、オープンチューニングでやってました。
この人は「音楽とは」(もしかしたら「音楽を伝えるには」とかそんなニュアンスがあったかも)、1にcontrol、2にconfidence、そして3にLove(vで上の歯を下唇に当てた完璧な発音で)と言っていた。
終わって後ろを見ると先生たちも4?5人来ていて興味深そうに見ていた。ユージーンがいたので「(ギターを弾くまねをして)I try!」と言ったら「Me too!」だって。おちゃめ。ライバル。

夜はそのユージーンがディレクターを務めるミリのコンサートに、ユージーンのストリングオーケストラで参加。コンサートに何度か参加して気づいたのだけど、始まる5分くらい前に楽屋で主役的な人から一言あいさつがある。だいたいにおいて、「今日みんなとコンサートをやれてとても嬉しい。リハーサルでとても良い感じだったし私にとってとても光栄なコンサートだわ。さ、コンサートを一緒に楽しみましょう。」みたいなことを言ってるんじゃないかな。日本ではコンサートが始まる直前に「今日もやるぞ、おー!」みたいなことくらいで、むしろ終わってから「おつかれおつかれ!」なんつって、かんぱーいとなるんだけど、終わってからがないだけに(学生だからかな)この始まる前の一言は気持ちをひとつにする。
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2008年11月19日

Gilles Apap~Eddie Gomez

081119
バイオリニストのGilles Apapのクリニック?みたいのがあるとメールが来ていたのでYou tubeでどんな人かチェックしたら、とんでもないすごいプレイでこれは行かなきゃと授業をさぼってめざすのだが教室が分からない。いくつかあるバークリーのビルを渡り歩き警備の人に聞いたりして、やっとたどり着いてみたらやっていない。その場で理由を色々考えて最終的にメールをチェックしてみたら、昨日の話だった、24時間違う、、ガーン!!がっくし。
でもこの人すごいのでよかったら見てみてください。特にクラシック好きな人、モーツァルトのコンチェルトをまじめに弾いていてカデンツァでこれが来たかと思うとすごい!ウケる!オケの人の驚愕と羨望のまなざしもなんか良いです。
http://www.youtube.com/watch?v=VmjGDBWZZFw&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=va6t4TDn8gE&NR=1

今週はラテン週間の最終週ということでちょこちょこコンサートを聴きに行っているのだけど今日のコンサートはビブラフォンの先生主催のライブ。良いなー!と思って普通に聴いていたんだけどベースがエディゴメスだった!いつか聴きたいと思っていた人がさりげなく弾いているっていったい、、、。エディゴメスはなんていうか余裕がありすぎの呈。ベースをバヨリンのように軽々と弾くその技術がすごいのはもちろんすごいのだけど、なんていうかアンサンブルをするということに関してすごい余裕を感じるのだ。広い目で見ていてそれに呼応して弾くことが広い。荒っぽかったり音数が多かったりするけどでも、この余裕みたいなのはいつか取り入れたいなあ。
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2008年11月16日

11月のNY-part2

081116
昨日のNYはとても暑くてやっぱボストンとは違うなーなんて思ってたんだけど、たまたまだったみたいだ。今日は普通に寒い。
今日もセントラルパークで短いマラソンがあるらしく友部夫妻は友人の応援に出かけると言っていたので、マラソンの応援なんてやったことない私も行こうと思い地下鉄で72丁目の駅を目指した。42丁目から乗って2つ目、59丁目で乗り換え、次の駅が72丁目、先月も行ったダコダハウスがある駅だ。アメリカの地下鉄は時刻表がないしチョーテキトーに運行している。だから、やっと来た電車に乗り込んで電車路線図の前に座っているアメリカ人にいぶかしがられながら路線図をにらみ、これで大丈夫と腰を下ろして待つと、窓越しに72丁目を通過して行くのが見えた。さらに81丁目を通過して行くのが見え、あぁこの電車は急行または特急電車だったんだなと思った。ま、ありえることだ、慣れてないし、なんて思っていると更に86丁目も通過。まあ次くらいで停まるだろう、そしたら反対に乗り換えればなんとかなる。96丁目、103丁目、116丁目、一向に速度は緩まず、もう別にいいやと投げやりになる。そして125丁目でやっと停まった。ハーレム。さてしょうがない、反対のホームに行って電車を待つ。しばらくして来た電車に乗る。各停だったら72丁目で降りればいい、と思ったが走り出してすぐ電車の揺れと異常なスピードでまた特急だと悟った。あきらめる。結局また59丁目駅ふりだしに戻る。あせったりがっくりしたりはしない。だってアメリカだもの。乗り換えて今度こそローカル(各停)と書いてあるヤツに乗る。しかし次の駅で降りてみると66丁目だった、線が違った。もういい、歩いて行く。近いし。途中のデリでパンとビールを買ってセントラルパークに向かうが向かいからゼッケンをつけたランナーがどんどん歩いてくる。あ、もう終わってるかもな。案の定セントラルパークの中に入ってしばらく行くと『GOAL』と書かれた板を外している。時刻11:30。ここまで1時間半近くかかったのか。友部さんたちには会えなかったけど、しょうがない。途中のベンチでパンを食べ、ビールをこっそり飲み(アメリカの多くの州では公共の場で飲酒するのは禁止されているので紙袋に包んでやましい感じで飲む)60kmでも5kmでも、走るってどう言う気分なんだろうと想像する。最近マシンで走っても1分で吐きそうになる私からしては偉業である。

さて、セントラルパークを東に抜けホイットニー美術館を目指す。本当は今日はとある美術館に行こうと思っていたんだけど「今、ホイットニーは良いよ、行くべき」と強く友部夫妻に勧められたのでここともうひとつオススメの美術展に行くことにした。
Alexander CalderはHPでチェックするとカワイイ感じだったのでうーんどうなんだろうと思っていたのに、行って見てみたらとんでもない素晴らしい作品たちだった。針金を使った作品が中心。線を使って3次元で魅せる。角度でそして影で表現するというのはシンプルだからこそシビアな芸術であるはずだ。でもこの人はくそまじめに「楽しんで」作っているかのように感じた。映像も作品として展示されていたのだけど、にこりとも笑わずにお客さんに向かって作品を動かして遊んでみせる姿は職人っぽかった。この人いいなぁ。
他の展示もとても見ごたえがあった。2つあった写真展も面白かったし。その中のひとつは4帖くらいのスペースを作ってそこでライブで写真を撮るというもの。壁の端っこが20cmくらい空いていて入館者はそこから覗ける。実は作品はそんなにグッと来なかったのだけど、自分の世界を作っておいて人からも見られているかもしれない状況で作った作品がすぐに展示されるという、ライブな考えの美術作品というのはとても面白いと思った。
 地下鉄で14丁目で降り、初めて行く地域にある小さなギャラリーへ。沢田としきさんを知っているなら、となぜか黒田征太郎さんの個展を勧められた。どういうつながりなのかは聞き逃した!さて14丁目8AVの駅を降りて少し歩くと、42丁目あたりの喧噪を忘れてしまうようなセレブな空気、「今いちばんイケてるNY」な感じ。めちゃめちゃオシャレだけど先取りなだけに人も大挙していない、そんな空気を感じた。
そんな街にあるギャラリーで作品を見る。ゆっくりたくさん見れてよかった。そして黒田さんを知らなかったのに、これから知れるという機会を与えてくれた友部夫妻に感謝したい。色んなことが繋がっていく。望めばリンクが広がっていくのだ、ということを肌身で感じる。幸せな状況にいるなぁ。
PENN STATIONに行ってハタと思った。このめちゃ広いPENN STATIONで私の乗るバスの乗り場はどこなんだろう。とりあえず降りた場所に向かってみたい、しかしここはどこ?エンパイアステートビルがこっちに見えるからこっちか?あせりながら早足で歩く、すると見たことのある場所が。あ、ここが降り立った場所かな?たしかにMEGA BUSがいる!でもどれ?バスに乗るための列がたくさんできていてどれがどれだか分からない。「To Boston?」と色んな人に聞くが「分かんない。」という答え。分からなくて並んでんの?!ようやくバス会社っぽい人をみつけ「5:30のバス!」って言ったら、あれだよあれ、急いで!みたいな感じであせって乗ると残り二席で、座ると時間より前に出発した。とにかくアメリカでは色んなことが日本のようにいくと思ってはいけないということだ。
 本を読んで眠って、目を開けてしばらくすると遠くにPrudentialのビルが見えてくる。NYは刺激的だけどやっぱりボストンに戻るとなんだか安心する。でも今回も良い旅だった。
友部夫妻に感謝します。そしてまたお邪魔します!

Alexander Calder http://www.whitney.org/www/calder/images.jsp
http://www.youtube.com/watch?v=tZweBI0sjhU&feature=related
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2008年11月15日

11月のNY

081115
今週末はまたまたNYへ。前回はチャイナバスというのに乗ったが今回はMEGA BUSという激安バスを予約してみた。往復$33-。安い。一番前に座ると隣のおばさんが運転手にしきりに話しかける。運転手も楽しげに話をするんだけど3秒くらい後ろを振り返りながら話すので怖い。やめてくれ?!
本を読んで眠って目を開けると遠くにマンハッタンが見えてくる。MEGA BUSは33丁目あたりのPENN STATIONが到着点、要するに都心のど真ん中だ。だからマンハッタンの中に入るととたんに渋滞にハマる。おかげで1時間近く到着が遅れたのだが、こちらはツーリストなので町中をノロノロ走ってくれるのは観光では通ることのない街並を見れて楽しかったりする。
 さて33丁目に着いてまず行きたいところ、それは「99セント・ショップ」。ボストンにないのか私が探せないのか、NYではつい目指してしまう。しかし日本の100円ショップと違って、品物の数は多いのにモノの種類がイマイチしょぼい。そしてデザインがイマイチ。それでも100円だったら欲しいというものがけっこうあったのでなんだかんだ買い込む。そしてお次ぎはブックオフへ。日本と同じ店内放送、BGM、棚の並べかたまで日本と同じ。欲しい本はなかったけど2冊購入。新品よりは安いけど日本の古本屋さんよりはだいぶ高いという感じの値段設定。
 宿へ行き荷物を置いて友部正人さん夫妻に電話をかける。8月終わりにボストンについてしばらくしてからリクオさんが「連絡してみたら?」とメールアドレスを送ってくれたのだ。私は友部さんのことを知っているけど向こうは(リクオさんのライブの時に見ているけど)きっと分からないだろうと思いつつ、こういう縁は大事だと思い勇気を出してメールしてみた。そして数週間前「NYに来ています。」という連絡をいただいて今日出かけたというわけだ。最初に連絡をもらった時も「明日はNYマラソンです。」と書いてあって今日もなんとセントラルパーク60kmマラソンに出た、ということでお疲れかな悪いかなと思ったけど、会いに行かせてもらうことにした。

 宿から歩いているとロックフェラーセンターが見えた。有名なクリスマスツリーは製作中。その下のスケートリンクで楽しそうに滑っている人々が見える、と突然雨が降り始めた。あっという間に雨足が強くなる。私は傘をさしたがそんなのでは手に負えず雨宿り。ビルのたもとの小さなスペースにどんどん人が集まってくる。10分くらいするとだいぶ雨も弱まったので傘をさして歩きはじめる。ふと見るとスケートリングではけっこうな人が雨をも気にせず滑り続けている。アメリカ人って、、、。
友部さんのアパートは由緒ある古く大きな建物で、入るとホテル以上の広さと豪華さ。下まで迎えに来てくれたユミさんとエレベーターに乗ると「ここはクラシックの先生がたくさん住んでいるのよ。その昔はストラビンスキーも住んでいたのよ。」と言う。うわー、ストラビンスキー好きだった!ここに住んでいた?!!うわー。そして少々緊張しながら友部さんのお宅へお邪魔する。ステキなお部屋。居間に入ると友部さんが迎えてくれた。食事に行く前にビールでも飲みますか?と言って話が始まったら、ユミさんもよくしゃべってくれるしアメリカや日本の話や共通の知り合いの話で盛り上がってしまう。部屋の正面に沢田としきさんの大きな絵。「ちょうど、ちょっと前にとしきさんにメールをもらって返事したところなんですよ。」なんて話をしたり。そしてそろそろハンバーガー食べに行きましょうか、と準備をし始めた時に気づいた。「あれ、なんで郁子ちゃんの『ケモノと魔法』があるんですか?」「ぼくの曲をやっているんだよ。」「えーそうだったんですか?私も弾いてます。」「えー、知らなかった。どれ?」「これ、1曲目とか。水谷さんのバンドPhonoliteで参加させてもらってるんです。」「(ユミさん)郁子ちゃん、ここにも来たことあるのよ。」「そうなんですかー。」「屋上に行ったら手すりにぶら下がったりして落ちるんじゃないかってハラハラしたのよ。」さすが、郁子ちゃんらしい。
それから77丁目の小さくて観光客が絶対入れないような地元型のダイナーに連れて行ってもらい私はハンバーガーを食べた。今まで食べた中で一番美味しいハンバーガーだった。
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2008年11月14日

週末の予定

081114
週末はNYに遊びにいってきます。
あわててバスを予約する。宿を探し予約する。
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2008年11月13日

Mads Tollingのクリニック

081113
Turtle Island Quartetのバイオリニスト、Mads Tollingのクリニックに行った。
若い!!とっても若い!ジーンズの似合うオニイチャンだ、でもめちゃ上手い。すごく上手い。
まず何曲か演奏してくれるんだけど、第一印象はちゃんと拍を感じて弾いているということ。案外これやってない人多いんだけどこの人は分かりやすいほどやっていた。そんでコードに対するアプローチはもちろんすごいんだけど、弦楽器でできる技とコツをたくさん知っていて曲に上手に盛り込んでいる。いくつかを学生にも分かりやすく教えてくれた。その中でとりわけ興味を持ったのがCHOP。弓のフロッグ近くでノイズを出すパーカッシブ的奏法なんだけど、ちょうど先週のユージーンのレッスンからこれを教えてもらい始めたところだったので興味津々。これは日本でやってる人あんまりいないし、きっと帰ったらすぐに使っちゃうんだろうなー、書かなきゃよかったー。しかしお見事チョッピング。
一通りの講義のあとは生徒代表がカルテットで演奏。チェロの人立って弾いてるよ、でもあんまりむずかしいことは弾いていない、あ、チョッピングやってる。威力はないけどやれてる。その後弾きたい人は出てきてみんなで一曲やりましょうということで、私は恥ずかしいので行かないけどみんなを観察。15人くらいが演奏していたのだけどとにかく実力がバラバラ。初見が出来てる人できない人、音色、あきらかにアイリッシュ出身の人、クラシック出身の人。ここでもチョップが出てきたが、なんと半数くらいの人はなーんとなくできている。そうなんだ、なじみがあるってことね。そして中にアドリブがとてもうまい人が2人くらいいた。
クリニックが終わってビルを出てきたところでユージーンにバッタリ会ったので「今Mads Tollingのクリニックに行って、云々、、チョップがすごかった。」というと「チョップね、うんうん。彼はリズム感がすごく良いんだよね。」というようなことを言っていた。「来週のレッスンまでにチョップを練習します。」と言って別れたが実はユージーンのチョップはチェリストとしては信じられない位グルーブがあって本当にすばらしいのだ。
いつか、すみからすみまで書き譜とかじゃなくてコード譜で、ここはバッキングねーなんてそんな弦楽カルテットがやりたいなーと思ってしまった。
http://www.madstolling.com/
http://www.myspace.com/madstolling
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2008年11月10日

Edmar Castaneda

081110
ラテン月間ということで今日BPCに観に行ったコンサート、前半のハーピストがすごかった!!Edmar Castanedaというコロンビア人ハーピストで、一音目からハープという概念を覆された。一般的に有名なグランドハープのようなきらびやかな装飾が施されていない、簡素な外見のパープ。多分ペダルがないので転調とかできないのだけど、それを感じさせない飽きない曲たち。音は研究を重ねてあり、多分低い弦1オクターブちょっと分の部分はオクターブ低い弦が張ってあるのかな?左手でその部分を使いベースを奏でる。奏でるという表現では生温いようなリズムが確実で力強い演奏、そして右手の高い音域でバッキングをしソロをやり、これがめちゃめちゃうまい!
そしてトリオ編成というのがハープとトロンボーンとドラムスで、これはなかなかいい編成だなと思った。音が減衰しない楽器でハープの音域を殺さないトロンボーンとリズム楽器。う?ん、すごい人を見てしまった。
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2008年11月07日

宴会

081107
金曜日の授業が終わったあとはパーティ。友達日本人何人かに、集まりませんか?と声をかけた。ミッドタームの試験も終わったし、次のセメスターの授業について話すとかそういう名目で。なんとなく思い立ったので私の部屋で開催することにした。だからパーティと言うとカッコいいけど、宴会です、家飲み。なんかこういうの東京と同じだな。せっかくだから料理も勉強のひとつと、前日から買い物に行って魚屋で電子辞書を片手に魚を買ったり(cod=たら、とtuna=まぐろ、を買いました。)料理をインターネットで調べて作ったり。
日本じゃない小さな街で同じ時間を過ごしてる同胞が、いい意味で集まって情報交換なりをすればそれはいいことだと思うのだ。ここで知り合い道で会えばあいさつをしという知り合いが増えるのは、不安があった時に助け合えるし、きっと日本に帰ってからも繋がると思ったのだ。そしてこれは年長者の役目かなと。
結局10人以上?(途中で予定通り訳分かんなくなったので数えられず)集まり、さっさと酔っぱらっていたので色んな話は全部忘れてしまったけど、いい宴会でした。楽しかった。これで焼酎とかあればサイコーなんだけどなー。
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2008年11月06日

Eva Ayllon

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アレンジの試験結果もまぁまぁ良かった。でもやっぱり英語が分からなかったのは全然ダメ。
問題の中に、Radioheadの『High and Dry』という曲を流してその曲に使ってる楽器を書けとかJAMIE CULLUMがカバーした『High and Dry』と何が違うか述べよとか言う問題があった(ただ単にエレクトリックかアコースティックかという違いだけなんだけど)。昔の曲を問題にするのもいいけど、割と最近の曲を問題にするっていうところはなんか良いな。音楽を勉強するっていうことに親近感がわくし。

夜はEva Ayllonのコンサート。弦チームは8人。楽屋にいてもこの女子軍団の中にイマイチ入り込めない。こういう状況若い頃はよくあったなぁ。時間が長く感じられていヤーな感じだけど、私は割とやり過ごせるのだ。
そして本番、客席はエヴァが登場する前から盛り上がりまくる!すごい!そしてエヴァ登場、一言歌ってすでに最高潮。この人のスター性、アレンジの良さ、ゴージャスな編成、そしてお客さんが楽しもうとするラテンのノリ。全てがこの日のコンサートを完璧にしていた。
この人はチリの歌手なのだが、チリのリズムなのかグルーブがとても複雑で面白かった。基本的に2小節一単位の3拍子何だけど3拍目の裏にアクセントがあるので5/8+7/8みたいに聞こえる。それなのにお客さんは曲が始まってすぐに2拍目位から手拍子を始めている。何で分かるのー?解明しちゃったら3/4に聞こえてくるんだけどなにも考えなくて不思議なリズムに感じたままでも楽しいだろうな。
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2008年11月05日

オバマ&テスト結果

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朝からコンガのクラス。やっぱり話題はオバマ。先生もあいさつ代わりに「選挙行った?」「選挙演説、見た?」別の先生は「グッドモーニング」の替わりに「Obama?!」と言ってる。それを聞いた生徒が「あれが新しいアメリカのあいさつだよ。」と冗談をいう。
また別の先生は「昨日の夜中アパートの前で叫んでるヤツがいてさー、オバマー!ッて。」やっぱり?そっちにもいましたか。
そういうわけで、選挙前に激論を交わしたり盛り上がりをみせるのかと思ってたけどそうでもなく、開票した後の方が俄然盛り上がってました。

さてmid term examの結果が今日から帰ってきました。私スゲイ!ものすごく優秀!ハーモニーは99%(ナゼ99点じゃない?)、すごい勉強したもんなー。そしてイアートレーニングのクラスでは「クラスで一番はAyumiです!」と発表され、みんなから羨望と拍手を受ける。あー、こんな秀才っぽいの恥ずかしいー。自慢が苦手で自分を小さくみせてしまう癖がありますが、今日だけは自慢させてください。
ハーモニー(ジャズ理論)のテストの中でExtra Creditという問題があった。間違っても点は引かないけど、合ってたら点をあげるよ、というボーナス問題みたいなことらしい。私は4問中4問ハズレ。そのなかの2問はこういうのだった。
『Who is the most nominated Grammy artist?』
『Who is Steveland Morris?』
答えは、
クインシージョーンズ、と、スティーヴィーワンダーでした。へぇー。
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2008年11月04日

エヴァーーーオバマ

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午前中のクラスが12時に終わって、今日は何かアジアモノを外食したい気分だなぁと友達のXちゃんに電話するも通じず。ま、いっか、独りで行こうと目指したタイ料理屋に入ると「あゆみちゃ?ん!」とXちゃんに呼びかけられた。すごい!通じてたよ!
13時から、6日にBPCでコンサートのEva Ayll?nのクリニックを観に行った。私もストリングスセクションで参加するのだけど南アメリカ、ラテン(キューバとかカリブ海系、じゃないラテン)というくらいの認識だったのだけど、これがもう一言歌っただけですばらしかった。「歌」って生命を表現する手段なんだなと感じさせる歌。力強く優しく、自然で鼓動があり、そしてちょっと演歌チックなこぶし。歌もすばらしいのだけど、また鳴っている音楽のリズムが複雑。一見聞きやすいようでむずかしかったり、ムズカシイ変拍子に聞こえて単純な拍子のトリッキーなリズムだったり。
あぁ哀しいことに、今日は部屋でのインターネットがつながらず(アメリカだからしょうがない)、一階にある図書館でネットをやっている。遠くからオバマさんの演説と歓声が聞こえてくる。今日は選挙の日だった。
選挙は英語でVOTE。数ヶ月前にVOTEという単語を知ったがなかなか覚えられずヴォーカルのコンサートの略かなんかだとずっと思っていた。すごく重要な選挙だよなー、と思いつつも街は一見そんなに興奮していないように見える。昼間にテレビをつけても、日本の選挙速報みたいなのはなくてのんきに料理番組なんかをやっている。日本だったら料理番組じゃなくて選挙スペシャル番組でしょう?!でもネットとかでは「誰に入れる?」アンケートとかが来たりする。夕方にスタバに行った時「オバマどう?」「なんとか州とどことかでは勝ってる、あとトウキョウも。」トウキョウはないだろうと思いつつも、振り向いた自分が悔しい。
 そして夜、オバマさんが大統領になったと知ったのはお父さんからのメールだった!父ちゃん早い!!すごい!日本のが早いのか!そんな訳ない。勝利演説をライブでやっていたのを、知らない人のPCで観せてもらう。そう言えば外で誰かなにか叫んでいる、ハイ状態は選挙のせい?クラクションも普段より断然多い、オバマさんの演説英語だからよく分からなかったけど、彼はいい眼をしている。アメリカは日米安保以来(私が思うに、それ以降)特に、密接に日本に影響を与えているので人ごとではない。これからはまずオバマさんが仕切る人になった。これからどうするか。彼が決めたことで日本がこうしますよと承諾したことが日本の世界の方向性を変えてゆくのだ。そのことを(私を含めて)日本人は分かっているけど認識が薄いように思う。
それから、アメリカに来てみて思うけど、アメリカ人色んな人がいすぎでしかも案外テキトーな人が多いからまとめるの大変よ。
そういえばだいぶ前にハシケンさんが「沖縄ではマケインはダメだという評判だよ。」と言っていたのを思い出した。インは沖縄語で犬、だからマケインは負け犬なのだそうだ。名前負けかー。
今、入り口近くの図書館にいるのだけど小浜やったー、とかオーバーマーと叫んでる人たくさんいる。やっぱり選挙盛り上がってたのかな。
ホントに私もオバマさんに期待したい。



スンマセンでした。ぜんぜん静かじゃありませんでした。
みんな何か知らんけど叫びまくってます。クラクション鳴らしまくってます。街は興奮状態ではっきり言ってうるさいです。落ち着いて?みんな。




今、午前1:10。遠くからパーカッションと歓声が聞こえるなと思ったらだんだんそれが近づいてきました。なんやなんやと窓から覗くと、集団、多分300人くらいの集団がおめでとうパレードを勝手にしています。ワーワーと叫んでいます。車が左折できずにクラクションを鳴らしますがいかんせんけっこうな人の多さなので、そのうちパーカッションのリズムに合わせて日本でいう337拍子みたいにフレーズをつけていきます。イラッとしているのか嬉しくて賛同しているのかイマイチ分からない。あぁ、また全員で叫んでいます。そして近くでソロで叫んでる人もいる。




また来た。今度は30人くらいの集団。やっぱりパーカッション担当が数人いるのか今度は16ビート。寒くなのか?ヒューとか言いながら横断歩道を渡って私のアパートの目の前の広場でワー、イエーとか盛り上がる。だんだん分かって来たぞ、パターンが。てか寒いだろ。
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2008年11月02日

通常時間

081102
もんのすごく眠かったんだけど、知りたかったので午前2時まで起きていた。そしたら、1:59:59の次は1:00:00だった。そうかー、1時間戻ったのね。確認して即、爆睡。
たくさん寝たのにまだ9時、得した気分。なんってったって1日25時間。コンピューターは自動的に時間を直してくれていた。そういうシステムなんだ、すごい!アメリカ携帯も自動で変ってる。
今日から日本との時差が14時間になりました。
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2008年11月01日

サマ~タイムの終わり

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11月2日2:00amでサマータイムが終わるというのだ。
この間そんな話を聞いて、おったまげたのだ。
そうかーサマータイムかー、寒すぎてそんなのとっくに終わったかと思ってたよ。
時間が昨日と違うなんて知らずに朝起きて、あーまだ時間大丈夫だなとか思って準備をして学校に行ったとしたらどうなるんだろう。違う、何かが違う、でもなぜ?とわけが分かんなくなるんだろうな。
そもそも、どっちに変わるんだっけ。早まるんだっけ?遅くなるんだっけ?この間話したのに忘れちゃった。
調べるのめんどうだからこのまま待つか。
時間のサイトがあるので(http://www.time.gov/)その時になったら分かるだろう。
腕時計とか電子レンジの時計表示とかコンピューターの時計とか全部、時間を合わせ直すのかな?
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