2008年11月27日

サンクスギビングデイ

081127
TちゃんはD家のヨメなのに朝起きるのが遅い。ということを事前に知っていたので私も便乗してしまった。二人して起きたのは11:30。とっくにご両親は起きており、お母さんはすでにパイをひとつ焼き、笑顔であきれ顔。ターキーを焼く準備に大忙しだ。「すみませーん、手伝いますー。」と言いながら着替える。
実際、焼かれる前のターキーがそこにいた。でかい!調味料やハーブを振りかけられてこれからオーブンにいれられるのだが、なんと4時間もかかるのだそうだ。そして「私、ターキーは初めてです。とっても大きなターキーですね。」と言うと「今年は小さいのよ。」と言う。またびっくり。
ターキー待ちの間、私はインターネット、Tちゃんはおかあさんおとうさんとしゃべる。いいなぁ、家族の会話。そういえばご両親は私にもよくしゃべりかけてくれるのだけど、やはり英語はほとんど分からない。すごくゆっくり丁寧に話してくれているのになぁそれでも分からない。申し訳ないなあ。
午後になってご両親のお友達のAさんが双子の男の子と共にやって来た。この双子くんたち、風邪気味だったのもあってこの後機嫌がよかったり悪くなったりで大人たちが振り回されることになる。しかしカワイイ。
ターキーが焼ける頃になって他の料理に取りかかる。ジャガイモを使うみたいだったので「私やりますよー。」と立候補して皮を剥いて小さく切る。お次ぎはー?と思ったらスイートポテト、サツマイモのめちゃ大きいヤツ。これも皮を剥いて小さく切る。何か大きいのが出てきた。カブと言っている。ルートバグスって言うヤツ。Tちゃんが皮を剥いて半分に切ろうとするが固くて無理。お父さんも参加して3人掛かりでがんばるが無理。そもそもナイフが小さすぎるのだ。ジャパニーズナイフはないの?と聞くとお父さんが、確かあるはず、とあらゆるひきだしをあけて5分後に探し出してくれた。やっぱ包丁だよなー。これで割れるか、と思いきややはり切れない。ふと思い出し「確かカボチャを電子レンジでちょっと温めたら切りやすくなったよ。」と提案してみる。レンジで1分、確かに前よりちょっと刃が入ったがまだ固い。更に電子レンジで加熱、そしてとうとう切れた!!3人して感動。その苦労と成果をその場にいなかったお母さんに一生懸命報告。
そんな苦労もありつつ出来たアメリカのサンクスギビングの食卓。愛のこもったおめでたい食事だったので感動しました。ターキーとっても美味しかった。ちょっと鶏肉に似てるかな?ボストン名物である『クランベリー』のジャムをつけて食べるのが一般的らしい。しかし肉に甘いソースは、、、。それよりもターキーから出た油に味付けしたグレイビーソースは美味しかった。どんどんかけたいくらい美味しいけど多分すごいカロリー、我慢してみる。そしてポテト類はマッシュになって3?4種類。カブも美味しかった。みんなで「これどうぞ。」「あれとって。」と言いながらの食事。そしてその後はデザート。パンプキンのパイもシナモンが効いてて美味しかった。
サンクスギビングデイに家庭の温かい食卓に呼んでいただいて、暖かく迎えていただいて本当にありがとうございます。そのことに感謝します。
posted by ayumi at 00:00| 日記