081206
ちょっと前に「12月初めにNYに行くので、ボストンに会いに行こうかな?」ていうメールをいただいていて遠いのに悪いなぁと思いつつ「ぜひぜひ!」とメールのやりとりをしていた。家族以外での初めてのお客様なので楽しみにしていた。
NYからは怪しいチャイナバスを勧めてしまったので、ちゃんと着くかしら?と少々心配しながらサウスステーションのバスターミナルで待っていたら、えっちらおっちらとたくさん荷物を持って佐和さんが来ました!何かこんなところで会えるなんて不思議?、と再開を喜びながらまずは私のアパートへ。まあまあ、とまずサミュエルアダムスを勧めて「よくぞいらっしゃいましたー!」と乾杯する。今回さわさんはアイリッシュ音楽で使われるボタンアコーディオンのレッスンを受けにNYへと渡ったのだけど、練習するためにこのかわいいボタンアコーディオンを持って来ておりこれを見せてもらったり、レッスンの話を聞いたり、私の話をしたり。お土産に黒霧島の紙パック1Lをいただいて感激!!じゃあと昨日作った”鶏手羽と大根の煮物”をおつまみに出したりとかしてたらすっかり話は盛り上がると共にリラックスしてしまい、「このままじゃ出かけないまま日が暮れちゃうね」とようやく思い腰を持ち上げてお散歩へと出かけた。
寒いのでご近所をゆるりと歩く。学校も一周して案内。ニュベリーストリートでお買い物したりしつつ目についたタパス・レストランに入る。ここでまた飲みしゃべりまくる。話の途中で何かもう一品たのみましょうか、といった時に「私アーティチョークって食べたことないんだけど、よくスーパーとかで売っていて気になるんですよ。」と言ったら「美味しいよ。せっかくだからこういう時にたのんでみたら?」と言ってくれたのでたのんだ。スーパーに売っているのは、私の勝手なイメージでは「ソテツ」の茎?(葉っぱじゃないところ)、もしくはテキーラの原料の松ぼっくりみたいな感じのもの、がコブシ大の大きさになっている植物みたいな野菜。すごく昔になにかの小説で知ったのだけど本物を見たのはボストンで初めてだった。一度アーティチョークの料理のしかたを調べたのだけど、めんどくさそうな割にはどうにも実態がつかめずあきらめていた。さて実際に初めて食べたアーティチョークはなかなか美味しい。ちょっとクセがあるのがどうにも酒のツマミにぴったりだ。ウ?ン野菜なのに珍味。半分くらい食べてあとはお持ち帰りにしてもらい、家に帰って飲み直し。ついつい話が盛り上がってしまい、ここはボストンか用賀か分からなくなるまで飲んで同時に気絶。