2008年12月19日

雪のマンハッタン。

081219
朝起きて、窓の外を見てみたら、降ってない!積もってない!!よし、大丈夫、行ける!寒いのでたくさん着こんで出かける。
バスに乗り込むと今日の運転手さんは注意事項をどなって説明。その後運転席に座るとやおらクリスマスソングをかけて出発。これはラジオなのかテープなのか、ありとあらゆるジャンルのクリスマスソングが流れる。ロック、R&B、少年少女合唱、ジャズ、ソウル、フューション、賛美歌。知ってる曲になると口づさむ。
いつもと同じくすぐに寝てしまい「休憩だよー。」という運転手さんのどなり声で目が覚めた。外は吹雪。うわー、いつからだったんだろう。マクドナルドでハンバーガーを買って(こっちのサービスエリアはどこも同じに見える。)出発すると、超渋滞。でもいい、ゆっくり走ってくれ、その方が安心。しばらく渋滞の雪道を見ていたが、やがてまた寝る。
再び運転手さんの「マンハッタンだよ。」というどなり声で目が覚めたが、雪のせいでいま橋の上ということしか分からない。いつもは30分以上前から摩天楼のビル群が見えて、近づいてくるのを楽しく見守っていたのだけど、今日は見えない。橋の先すら見えない。
バスを降りちょっとSOHOに寄ろうと思うが、予想通り歩くのが大変。歩道から車道に降りるところが必ず雪と水の混じった「たまり」になっていて、ここにハマると最悪。歩道も雪かアイスバーンなので滑らないようにずっとじっと下を向いて歩かなければいけない。歩きながら考える。この一歩なのか、遠回りしてでも1mとなりの一歩なのか。「人生は決断の連続だ。」と誰かが言っていたがこの時ほどこれを頭の中で思ったことはない。決断に疲れて、地下鉄で宿に向かう。
夜はB.B.King Blues Clubというライブハウスに『Ladisi』を聴きにいく。8時10分前に着いたのだけど一人なのですごく前のいい席に座れた。ここすごく広い!こんな街の真ん中にこんな大きなライブハウス、しかも満員、すごいなぁ。Ladisiは昔CDを買ったことがあったので覚えていたのだけど、実際聴いてみるとこれがすごいシンガーだった。うまいだけじゃなくてお客さんを巻き込みながらとにかく盛り上げる。ドラムも若い黒人のオニイチャンなのにすごかったなぁ。やっぱりR&Bは聴いていて気持ちがいい。ますますESSENCEに行きたくなった。
posted by ayumi at 00:00| 日記