090301
そんなに広くないステージ上はフルオーケストラでみっちり。チェロ4人は下手の端っこに追いやられ、狭すぎて隣の男の子の弓が私をしょっちゅう刺す。何度も位置を変えたりしていたが、どうに動きようがないので結局あきらめて刺されるがままに。(もうちょっと上手いステージの作り方があると思うんだけどなぁ、アメリカ人そういうのにあんまりこだわらないみたい。)
今回のコンサートはいつになく丁寧に細かくしつこくリハーサルをやる。そしてびっくり!昨日と今日はお弁当が出た。こんなの初めて(スポンサー付きだったのかな?)。こっちのお弁当って何かというと、昨日はサンドイッチのボックス。中身はサンドイッチ、リンゴ、小さなポテトチップス、クッキー一枚、小さなシリアルバー、お水という内容。今日はケータリングサービスでサラダ、ピッツア、クッキー&チョコレートケーキ。なんというか日本のお弁当が懐かしい。栄養は?カロリーは?!
コンサートはオケだけの曲から始まり、ボーカル何人かが歌い、メインのボーカリストのポーラまで。学生か卒業生なのにとにかくみんなすてきすぎる。途中でバカラックのビデオが流れる。ああ、あの曲もその曲も。若いときから伊達男、かっこいいなぁ。今は確か86才のはず、元気なのかな?と横をみると「あれ?ビデオと同じ顔の人。」と目が合う?とっさのことできょとんとしてしまったのだけどバカラックだった。そして次の瞬間ビデオが終わりステージへと歩きだした。
あっけにとられる。
学長とバカラック。変な衣装を着けていて何かの賞?バークリーの特別な???の授与式と相成りました。バカラックさんめちゃ良い人そう。そのあと一曲弾き語りをしてくれました。『Alfie』という曲でしたが、枯れすぎてて、歌で、音楽で、すばらしかった。
あんなにすばらしい曲を生み出し続け音楽し続けている人が目の前にいるって、しかもバートバカラック、ちょっと信じられない出来事すぎてそのあとも家に帰ってからも、なんだったんだろうあれは、夢か?と興奮冷めやらぬ感じでした。
学長のスピーチの中で会場やステージ上「イエス!」「イエーイ!」と盛り上がってるくだりがあったので、バカラックに関する話かと思い隣のチェロの先生に聞いてみると「明日はストーム(雪のひどいの)で学校はない。」だって。そっちかよ!!そういう訳で明日はお休みです。
2009年03月01日
バカラックと目が合う。
posted by ayumi at 00:00| 日記