090410
今日のリーリトナーのファッションもなかなかにカジュアルな感じで、全く有名ギタリストのオーラなし!そういう、飾らない人なんだろうな。
コンサートのMCもよくしゃべるし冗談ばっかり言ってよく笑う、とにかく明るい人。
こういう人柄が分かるのはアメリカならではだなと思う。日本にくる時は「アーティスト様」だし英語が通じないのであまりMCでしゃべらないだろうし、そして日本人の反応がきっとおとなしいから。
さて、私は十何年か前にフュージョンというジャンルの音楽を好きになって、そのあとそんなに好きじゃなくなってしまって、今リーリトナーを聴くとどう思うんだろうと割とニュートラルな気持ちを保つようにしてコンサートに行った。でもそんな気持ちは吹き飛ぶほど、とてもすばらしいコンサートだった。
何がすごいって第一に一緒に演奏したメンバーがすごくよかった!
とにかくすばらしい!グルーブが信じられないくらいすごい!お互いの音を良く聴いていて音楽を楽しんで、その日のその曲の偶然性も楽しんで軽々とひく。自分の見せ場は遺憾なくお客さんに見せつけて。
プラス、リー。明るく3人の間を渡り歩きあくまでリラックスしていて、ひいたりひかなかったり。とにかくセカセカしてない。ソロをとると技巧的でいながら上手いビルドアップの仕方。これはさすが。
爽快なコンサートでした。行ってよかった。