090425
朝、がっちゃんの部屋をドンドンやっても名前を叫んでも携帯を鳴らしても返事がないので、走りにでも行ってるんだろう、とアベミオと二人で出かける。リンカーンセンターをみつけておおー、と見てたらちょうど館内ガイドツアーが始まるということで飛び込み参加。
中はとにかく上品な綺麗で見とれてしまった。5階まであるのだけどとにかく階段が急。一階席にも傾斜がついていて見やすそう体感しやすそう。うーんいいホールです。「このホールでひきたかったら、、、」ガイドの紳士が言う「プラクティスpracticeプラクティス。」
本当は北上してセントラルパークを目指そうと思っていたのだけど、ガイドツアーの間にもがっちゃんから連絡が来ないことで、強盗?走っていて倒れた?と心配がどんどんふくらんできて、いったん宿に戻ることにした。これでいなかったら新井田さんとか警察とか日本大使館とかに連絡して、、、いやいやともかくいるかどうか確かめようそれからだ、とドアを叩き「がっちゃーん!」と叫ぶ。私たちの部屋の鍵で開けられたので開けてみると、寝てました。昨日までの無理がきて熱が出てたらしい。あーよかった!まじで安心した。
ではでは、とハンバーガー屋さんへ。Big Nick。ハンバーガー大きい!美味しい!!
→ダコタハウスを通りセントラルパークのストロベリーフィールズへ。今日は週末なのですごい混雑です。ここで友部夫妻と待ち合わせ。夫妻のアパートにちょっとお邪魔してビールをごちそうになりしゃべりまくる。
→ダウンタウンまでおり、新井田さんとまたご飯を食べる。昨日会ったばかりなのにお世話してくれて、ありがとうございます!!
連れて行ってくれたのは中華のおかゆ屋さん「粥之家」、ここはとにかく安くて美味しかった。しかし偶然というか、さっき友部夫妻から「今度オススメのおかゆ屋さんがあるから行こうね」なんて話に出ていたのだ。想像がふくらんで行きたいと思っていたのでうれしかった!!
さて、新井田さんとがっちゃんと別れアベミオと私とでもう一軒、ライブハウスを目指す。
ミシェル・カミロ@NEW YORK BLUE NOTE
その昔2枚くらいCDを聴いて、澄んだ音・リリカルなプレイ、なんか頭良さそうなジャズだなあという印象を持っていたのだけど、ステージに出てきてまず一人で何コーラスかひきはじめると何とも印象が違う。
タッチも音色も繊細とはいえずどちらかというと大雑把。ダイナミックとも違う、すらすらひいて大雑把。でもこれがなじんでくるとなんとも心地良いのだ。
この人ちょっとだけいい感じでラテンが入っているの軽く体がゆれる。ここんとこが硬直して聴くジャズと違って楽しい。
あとアレンジすごいのがあったな。「Tequira」の7/4拍子!すごい!「Night & Day」って曲あんまり好きじゃなかったんだけど好きになりかけた!アレンジ勝ち+演奏のすごさ!いいね、聴く人が楽しくなるジャズ。
何年か前まで日本国内に4?5軒もBLUENOTEが存在した。アメリカにBLUENOTEは一つだけ、NYのみで、あとミラノとかパリだっけ?あんなにいっぱいあったのって日本だけのことで特別なことだったみたい。
この日もアベミオと二人でフラッと行ってフラッと入って、週末なのでさすがに席はなかったけど立ち見$20-で見れた。ステージの横からだけど十分に音は聴ける。
東京ブルーノートよりも狭くって、そこに大きな外国人がキュウキュウに座っている。立ち見のバーカウンター付近は、ご飯食べて飲んだあとに「もう一軒行こうか。」みたいな気軽な空気で、ずっとしゃべってるカップルとかちょっと聴いては飲んでる人とか良い意味で集中力がない。でもそんな雰囲気がまたよかった。
ライブが終わって店を出た夜中12時のイーストヴィレッヂは、これからもっと遊ぶぞと言う感じの人達であふれかえっていて、アベミオと二人さっさと宿に逃げ帰った。
2009年04月25日
エアプランツ in NY 二日目
posted by ayumi at 00:00| 日記