090531
バークリーで教えている松岡由美子先生のコンサートに行こうと、地下鉄に乗るために一番近い駅へ行く。
駅のホームで路線図を見て「違った!」と気づいた。
ここじゃなくて学校の前の駅から乗るべきだった。
しょうがない、逆の方に一駅乗って乗り変えすれば遠回りだけど行けるな。
逆のホームに回って電車を待つ。
しかしこういう時に限って来ない。
反対方向はどんどん来る。1本2本、3本、、4本、、、5本。
やっと来た。
私がよく使うグリーンラインはアメリカで一番古い地下鉄だそうで、車両もホームも見るからに古い。タイムテーブルなんかもちろんなくて電車がすぐにくればラッキー、なかなか来なくて5本待つなんてこともよくあることなのだ。みんな怒ることなく待っている。
ちなみにこのグリーンラインのダウンタウンのあたりで先月(5月10日)結構大きな事故が起きた。
運転手が携帯でメールをしていて停車していた前の車両に激突、死者一名重軽傷多数。24才だった運転手は彼女とけんかしたかなんかでメールしていたらしい。
これは怖かったなあ。私自身、被害者になったかもしれないし加害者にもなりえるので車の運転中にメールはしないようにしようと反省したものだ。
さてさて、乗り換えの電車がこれまた来ない。
Dラインに乗りたいのだけど、Bに始まり、C、B、B、B(3連続かよ!)、E、B、C、ここでやっとD登場。
拍手こそ起きなかったけどD待ちだった人達から「やったー」的な小さな声が上がる。
いつもこんななので、気持ちがセカセカしているとちょっとつらいかもしれないのだけど、でも古びてのんびりした地下鉄(特にグリーンライン)好きなんだよなぁ。
2009年05月29日
自転車がやってきた!
090529
やっとやっとやっと授業料も払えて手続き終了。あー、一安心。
昨日から行き始めた英会話学校。
良くも悪くもnova的。
先生と一時間会話をし、質問があれば自力で聞くというスタイル。
どうやって聞いていいかも分からないし、普通の速度で説明してくれるので、とにかくしゃべりが早い。
普通の速度というのは、日本の教材で使われているCDの英語やNHKの英語番組のしゃべりの2倍か3倍くらいの早さということなのだ。参る。
今日の先生はイケメン。
イケメン先生に『R』と『L』の発音を教えてもらった。
「ノーノーノー、ルック アト マイ リップ」と言われ、照れながらもこれも料金に入ってると凝視させてもらう。う?ん得してる、のか?
帰ると大きな荷物が届いていた!おおー!自転車だ!
早速段ボールをあける、するとまた段ボール。開ける。
すると、予期せぬ状態で自転車が現れた!
自転車が高いこのボストンでネットとはいえとても安い自転車、評価も良い悪い分かれていたので、届いた時点で壊れていたりものすごくちゃちかったり、そんなこともあるだろうと覚悟していた。少々変であってもしょうがない。
しかし!!
届いた自転車は、
まさかの組み立て式だった!!
、、、全くの予想外。
ボディと後輪はしっかり固定されているものの、前輪とサドルとハンドルとペダルといくつかの小物は無造作に同包されているのみだ。
一応説明書がついていたが見ても要領を得ない。
しかし6つの工具が必要ですっていうのは分かるぞ。
うーん。
とりあえず家にある工具をかき集める。2つしかない。ドライバーとペンチみたいなの(プライヤ)くらい。
参った、しかしやる、テキトーに、出来なかったらその時考える。
ネットで『自転車 組み立て方』とかでググると、私も初めて知ったのだけど自転車ってこういう中途半端に組み立てられた状態で自転車屋さんに納入されるのだそう。そしてここからが自転車屋さんの腕の見せ所となる。組みあげてその自転車屋さん式の調整をした自転車が店に並ぶのだそうです。
自転車が趣味という人とかも自分で組むらしいです。
2時間が経過。
なんとなーく形にはなってきた。
友達に電話して空気入れを借りに自転車を押しながら出かける。
そして気づいた。
この自転車には大事なものがついていない。
、、、、ブレーキ。
そうかー、ブレーキなしかー。まあいいけど、シンプルだし、そのタイプの自転車をフィンランドで乗ったことがある。
(ペダルを前に漕ぐと進み、後ろに漕ぐと減速する、というタイプの自転車)
ブレーキがついていないとか、自分で組み立ててね自転車ですよとか、販売サイトに書いていたのかなぁ?私の英語力が悪いのかなぁ?
友達にも助けてもらってなんとか乗れるようになりましたが、ハンドルを180度逆に付けてしまったことが発覚。
ま、ま、気にしないで乗ります。
やっとやっとやっと授業料も払えて手続き終了。あー、一安心。
昨日から行き始めた英会話学校。
良くも悪くもnova的。
先生と一時間会話をし、質問があれば自力で聞くというスタイル。
どうやって聞いていいかも分からないし、普通の速度で説明してくれるので、とにかくしゃべりが早い。
普通の速度というのは、日本の教材で使われているCDの英語やNHKの英語番組のしゃべりの2倍か3倍くらいの早さということなのだ。参る。
今日の先生はイケメン。
イケメン先生に『R』と『L』の発音を教えてもらった。
「ノーノーノー、ルック アト マイ リップ」と言われ、照れながらもこれも料金に入ってると凝視させてもらう。う?ん得してる、のか?
帰ると大きな荷物が届いていた!おおー!自転車だ!
早速段ボールをあける、するとまた段ボール。開ける。
すると、予期せぬ状態で自転車が現れた!
自転車が高いこのボストンでネットとはいえとても安い自転車、評価も良い悪い分かれていたので、届いた時点で壊れていたりものすごくちゃちかったり、そんなこともあるだろうと覚悟していた。少々変であってもしょうがない。
しかし!!
届いた自転車は、
まさかの組み立て式だった!!
、、、全くの予想外。
ボディと後輪はしっかり固定されているものの、前輪とサドルとハンドルとペダルといくつかの小物は無造作に同包されているのみだ。
一応説明書がついていたが見ても要領を得ない。
しかし6つの工具が必要ですっていうのは分かるぞ。
うーん。
とりあえず家にある工具をかき集める。2つしかない。ドライバーとペンチみたいなの(プライヤ)くらい。
参った、しかしやる、テキトーに、出来なかったらその時考える。
ネットで『自転車 組み立て方』とかでググると、私も初めて知ったのだけど自転車ってこういう中途半端に組み立てられた状態で自転車屋さんに納入されるのだそう。そしてここからが自転車屋さんの腕の見せ所となる。組みあげてその自転車屋さん式の調整をした自転車が店に並ぶのだそうです。
自転車が趣味という人とかも自分で組むらしいです。
2時間が経過。
なんとなーく形にはなってきた。
友達に電話して空気入れを借りに自転車を押しながら出かける。
そして気づいた。
この自転車には大事なものがついていない。
、、、、ブレーキ。
そうかー、ブレーキなしかー。まあいいけど、シンプルだし、そのタイプの自転車をフィンランドで乗ったことがある。
(ペダルを前に漕ぐと進み、後ろに漕ぐと減速する、というタイプの自転車)
ブレーキがついていないとか、自分で組み立ててね自転車ですよとか、販売サイトに書いていたのかなぁ?私の英語力が悪いのかなぁ?
友達にも助けてもらってなんとか乗れるようになりましたが、ハンドルを180度逆に付けてしまったことが発覚。
ま、ま、気にしないで乗ります。
posted by ayumi at 00:00| 日記
2009年05月27日
今日から授業。
090527
手続きが上手くいかずに授業を一つお休み。残念。
でもその代わりといってはなんだけど今学期の水曜日は2つほど授業にシットインさせてもらうことにした。
シットインとは先生の了承を得て授業を聴講させてもらう、というと丁寧な言い方だけど昭和な言葉でいうと単なる「もぐり」だ。
その二つの授業は同じ先生で、体格が大きくおおらかなベーシストの方。
しかし15人以上いるのに正規に授業をとっている生徒はというと6人くらいで明らかに先生もあきれていた。
みんなもぐりかよ!ははは。
どちらのクラスも、コードを記号化して使える音なりスケールを決めて当てはめていくという内容で、私は初めてだし全然ひけないのだけどゲームや脳トレ要素が強いので楽しかった。
まるで知らないことって面白いなぁ。
手続きの最後の難関は授業料の支払い。
会計室に行っても現金では払えなくてじゃクレジットカードで、というとこの場では使えないと。
本来はweb上で出来るのだけど、私の場合何かがダメで出来ないからここに電話をしてやってくれと。
電話をしてみたら、、、自動音声だった。
聞き取れない。
ゆっくりしゃべって、と言っても相手は機械。
必死で聞き取って金額を入力、次はカード番号か?その次は???適当に入れてみたら、ハズレー!切れました。
もう一度チャレンジ。考えつく数字を入れてみたらクリア!!よーし、次は、と思ったけど次が分からなくて切れる。
残念。もう無理です。他の手を考えよう、、、。
手続きが上手くいかずに授業を一つお休み。残念。
でもその代わりといってはなんだけど今学期の水曜日は2つほど授業にシットインさせてもらうことにした。
シットインとは先生の了承を得て授業を聴講させてもらう、というと丁寧な言い方だけど昭和な言葉でいうと単なる「もぐり」だ。
その二つの授業は同じ先生で、体格が大きくおおらかなベーシストの方。
しかし15人以上いるのに正規に授業をとっている生徒はというと6人くらいで明らかに先生もあきれていた。
みんなもぐりかよ!ははは。
どちらのクラスも、コードを記号化して使える音なりスケールを決めて当てはめていくという内容で、私は初めてだし全然ひけないのだけどゲームや脳トレ要素が強いので楽しかった。
まるで知らないことって面白いなぁ。
手続きの最後の難関は授業料の支払い。
会計室に行っても現金では払えなくてじゃクレジットカードで、というとこの場では使えないと。
本来はweb上で出来るのだけど、私の場合何かがダメで出来ないからここに電話をしてやってくれと。
電話をしてみたら、、、自動音声だった。
聞き取れない。
ゆっくりしゃべって、と言っても相手は機械。
必死で聞き取って金額を入力、次はカード番号か?その次は???適当に入れてみたら、ハズレー!切れました。
もう一度チャレンジ。考えつく数字を入れてみたらクリア!!よーし、次は、と思ったけど次が分からなくて切れる。
残念。もう無理です。他の手を考えよう、、、。
posted by ayumi at 00:00| 日記
2009年05月26日
2009年05月25日
明日から新学期。
090525
今日はアメリカは祝日。
明日から新学期が始まる。
夏学期は他と比べてちょっと短めで今週からお盆までの12週間。授業をとらずに長い夏休みにしてしまってサマーキャンプに行ったりアルバイトをする学生が多く、そうなると生徒が少ないので自ずと開催されている授業自体も少なくて、先生も長い夏休みを取ったり。今までのにぎやな雰囲気とは違うんだろうなと想像する。
私も今までのフルタイムの授業の取り方ではなくパートタイムでいくつかだけとろうと思っている。あとは英会話学校や語学学校に行って、ぼちぼち練習ぼちぼち作曲。そんなとこかな。
スカラーシップを使うともうちょっとお金をプラスしてたくさん授業がとれるのだけど(パートタイムにスカラーシップは使えない)、試験や課題の多さがほとほと嫌になったので最後は楽をしようという魂胆。
しかし私が若き大学生の頃、あんなに試験勉強をしたっけなぁ?
勉強をしたという記憶が全くない。
とにかく専攻の楽器の練習をしてる人がエラいという傾向があって一日何時間練習したか、そんなことを競い合っていた。(といっても私は完全な落ちこぼれだったけど)
勉強は、、ほとんどしなかったなぁ。
今日はアメリカは祝日。
明日から新学期が始まる。
夏学期は他と比べてちょっと短めで今週からお盆までの12週間。授業をとらずに長い夏休みにしてしまってサマーキャンプに行ったりアルバイトをする学生が多く、そうなると生徒が少ないので自ずと開催されている授業自体も少なくて、先生も長い夏休みを取ったり。今までのにぎやな雰囲気とは違うんだろうなと想像する。
私も今までのフルタイムの授業の取り方ではなくパートタイムでいくつかだけとろうと思っている。あとは英会話学校や語学学校に行って、ぼちぼち練習ぼちぼち作曲。そんなとこかな。
スカラーシップを使うともうちょっとお金をプラスしてたくさん授業がとれるのだけど(パートタイムにスカラーシップは使えない)、試験や課題の多さがほとほと嫌になったので最後は楽をしようという魂胆。
しかし私が若き大学生の頃、あんなに試験勉強をしたっけなぁ?
勉強をしたという記憶が全くない。
とにかく専攻の楽器の練習をしてる人がエラいという傾向があって一日何時間練習したか、そんなことを競い合っていた。(といっても私は完全な落ちこぼれだったけど)
勉強は、、ほとんどしなかったなぁ。
posted by ayumi at 00:00| 日記
2009年05月23日
自転車が欲しい。
090523
英会話学校へ(いまさら、、、)通おうと思って手続きをしに出かける。
そこまでは歩くと30分以上かかる。バスだと、乗れば10分でもこれがなかなか来ないんだ。やっぱり自転車欲しいなぁ。
通りかかった自転車屋さんをのぞく。
アメリカはマウンテンバイクが主流でママチャリがない。
そして結構お高い。
「一番安いのはどれですか?」と聞くと、「新品だとこれ。300ドル以下はないよ。」といわれる。
そっかー、あと3ヶ月しかいないのに300ドル(3万円くらい)は無理だよなー。中古は、、?それでも250ドル!しかもボロボロ!
しょうがない今日のところはあきらめるか。
英会話学校で手続きをして、行こうと思っていたライブへと向かう。
しかしいっこうに着かない。20分くらい歩いてさすがに道を間違えたなと思い、そこにいた人に道を聞くと確かに逆と言われる。
しょうがなくひき返しだした直後に向かいから来た人に道を聞かれた。
「ごめん、私も迷ってるの。グッドラック。」
と言い歩き出す。
やっと元来た道まで戻ったのだけどガックリ疲れたので今日はこのままうちに帰ることにする。
夜、ネットで自転車の安いのがないか探す。
実はだいぶ前から自転車欲しいなぁと思っていて友達に相談すると、とにかく盗まれるから気をつけてといわれた。U字ロックかいかついチェーンの鍵は必須、その他にも鍵はつけておいた方がいい。
そして夜間は長時間外に停めたままにしない。
本体がロックされててもタイヤだけ、サドルだけ盗られたりするから、とにかくロック、ロック、ロック。
確かに学校の前なんかに色んなパーツを盗られてしまい骨と皮だけになった自転車が悲しげに放置されているのを目撃したことがある。
そんなのいやだなー。
実は私もちょっと前にちょっとしたことがあった。
ボストンに住む日本人たちの掲示板で自転車をみつけて買うことになったのだけど、引き取りにいくその日の朝、すごく興奮した口調で先方から電話があった。なんだなんだと思ったら、
「本当にごめんなさい!今日お売りするはずの自転車が、朝起きたらないんです。これはもう盗まれたとしか考えようがなくて。」
「えええー!!!」
「でも家は2階なんですよ。ベランダに自転車を置いていたんですが朝起きたらなくて。結構重い自転車だし、まさか2階で盗られるとも思わなかったんですが、それ以外に考えられないんです。どうやって登ったか不思議なんですけど。」
そういう訳で、私は買う前に自転車を盗まれてしまった。
なんとか安い自転車をみつけてネットで購入。買った人の評価では
「この値段でいい自転車だ」という良い意見もあるが、反対に、
「家に届いてすぐハンドルのところにひびが入った。」だの
「パーツがちゃちだ。」だの不安になるような意見もあり、着くまで乗ってみるまでドキドキだけど、きっと自転車があると遠くまでお散歩に行けるし楽しいことも増えると思う。
楽しみに待ちます。
英会話学校へ(いまさら、、、)通おうと思って手続きをしに出かける。
そこまでは歩くと30分以上かかる。バスだと、乗れば10分でもこれがなかなか来ないんだ。やっぱり自転車欲しいなぁ。
通りかかった自転車屋さんをのぞく。
アメリカはマウンテンバイクが主流でママチャリがない。
そして結構お高い。
「一番安いのはどれですか?」と聞くと、「新品だとこれ。300ドル以下はないよ。」といわれる。
そっかー、あと3ヶ月しかいないのに300ドル(3万円くらい)は無理だよなー。中古は、、?それでも250ドル!しかもボロボロ!
しょうがない今日のところはあきらめるか。
英会話学校で手続きをして、行こうと思っていたライブへと向かう。
しかしいっこうに着かない。20分くらい歩いてさすがに道を間違えたなと思い、そこにいた人に道を聞くと確かに逆と言われる。
しょうがなくひき返しだした直後に向かいから来た人に道を聞かれた。
「ごめん、私も迷ってるの。グッドラック。」
と言い歩き出す。
やっと元来た道まで戻ったのだけどガックリ疲れたので今日はこのままうちに帰ることにする。
夜、ネットで自転車の安いのがないか探す。
実はだいぶ前から自転車欲しいなぁと思っていて友達に相談すると、とにかく盗まれるから気をつけてといわれた。U字ロックかいかついチェーンの鍵は必須、その他にも鍵はつけておいた方がいい。
そして夜間は長時間外に停めたままにしない。
本体がロックされててもタイヤだけ、サドルだけ盗られたりするから、とにかくロック、ロック、ロック。
確かに学校の前なんかに色んなパーツを盗られてしまい骨と皮だけになった自転車が悲しげに放置されているのを目撃したことがある。
そんなのいやだなー。
実は私もちょっと前にちょっとしたことがあった。
ボストンに住む日本人たちの掲示板で自転車をみつけて買うことになったのだけど、引き取りにいくその日の朝、すごく興奮した口調で先方から電話があった。なんだなんだと思ったら、
「本当にごめんなさい!今日お売りするはずの自転車が、朝起きたらないんです。これはもう盗まれたとしか考えようがなくて。」
「えええー!!!」
「でも家は2階なんですよ。ベランダに自転車を置いていたんですが朝起きたらなくて。結構重い自転車だし、まさか2階で盗られるとも思わなかったんですが、それ以外に考えられないんです。どうやって登ったか不思議なんですけど。」
そういう訳で、私は買う前に自転車を盗まれてしまった。
なんとか安い自転車をみつけてネットで購入。買った人の評価では
「この値段でいい自転車だ」という良い意見もあるが、反対に、
「家に届いてすぐハンドルのところにひびが入った。」だの
「パーツがちゃちだ。」だの不安になるような意見もあり、着くまで乗ってみるまでドキドキだけど、きっと自転車があると遠くまでお散歩に行けるし楽しいことも増えると思う。
楽しみに待ちます。
posted by ayumi at 00:00| 日記
2009年05月22日
ビルフリゼール858クァルテット@レガッタバーの二日目
090522
ビルフリゼール、実は2日連続公演なのでしたー。どんだけビルフリゼールファンなんだよと自分でも思いますが、行ける時に行っとかないと。ということでビルフリゼール858クァルテット@レガッタバー、の前に今日はケンブリッジでアルジェリア料理を食べにいきました。
たかよちゃんのお友達Y嬢が名古屋から来BOS中なのでダリルも一緒に4人で。アルジェリア料理はダリル以外初めてでおそるおそる食べたのですがどれも美味しくて感激でした。なかなかスパイシー。撮った写真がボケボケで載せられなくて残念。
ライブまでちょっと時間があったのでゆっくり歩く。ケンブリッジはこの季節から夏が終わるまでストリートミュージシャンや大道芸人がたくさんいて道行く人を楽しませてくれます。その中の一人、がらくたを使った自作のホーン楽器を演奏したりジャグリングを披露するステキなおじさんをしばし見学。アメリカ的な感じじゃなくてパリが似合いそうなそのおじさんはベレー帽を斜めにかぶり芸達者で、静かに惹き付けるタイプの大道芸人でした。
それからレガッタバーのあるホテルの一階の屋外にあるテラス(アメリカ版ビヤガーデン)でビールを一杯。ライブへ。
さて今日のライブも基本的には昨日と同じ。
昨日、ショーが終わったあとでステージに近づいていき譜面台の上の譜面をちらっと見たところ、メロディとコードが書いてある譜面や簡単なリフと「X4(繰り返し4回)」とかが書いてある感じだったので、それを念頭に置きながら聴くと誰が何をしているのかが分かって面白かった。
この編成いいなー。室内楽っぽくて。
「チェロの人、気持ち悪いからね」と事前に言っておいたのだけど、途中でY嬢が「チェロの人気持ち悪ーい。」と言っているのが聞こえてきてウケた。実際そうなのだ。なんかね。私は嫌いじゃないけど。
Bill Frisell's 858 Quartet featuring Hank Roberts, Jenny Scheinman and Eyvind Kang
http://www.billfrisell.com/
ビルフリゼール、実は2日連続公演なのでしたー。どんだけビルフリゼールファンなんだよと自分でも思いますが、行ける時に行っとかないと。ということでビルフリゼール858クァルテット@レガッタバー、の前に今日はケンブリッジでアルジェリア料理を食べにいきました。
たかよちゃんのお友達Y嬢が名古屋から来BOS中なのでダリルも一緒に4人で。アルジェリア料理はダリル以外初めてでおそるおそる食べたのですがどれも美味しくて感激でした。なかなかスパイシー。撮った写真がボケボケで載せられなくて残念。
ライブまでちょっと時間があったのでゆっくり歩く。ケンブリッジはこの季節から夏が終わるまでストリートミュージシャンや大道芸人がたくさんいて道行く人を楽しませてくれます。その中の一人、がらくたを使った自作のホーン楽器を演奏したりジャグリングを披露するステキなおじさんをしばし見学。アメリカ的な感じじゃなくてパリが似合いそうなそのおじさんはベレー帽を斜めにかぶり芸達者で、静かに惹き付けるタイプの大道芸人でした。
それからレガッタバーのあるホテルの一階の屋外にあるテラス(アメリカ版ビヤガーデン)でビールを一杯。ライブへ。
さて今日のライブも基本的には昨日と同じ。
昨日、ショーが終わったあとでステージに近づいていき譜面台の上の譜面をちらっと見たところ、メロディとコードが書いてある譜面や簡単なリフと「X4(繰り返し4回)」とかが書いてある感じだったので、それを念頭に置きながら聴くと誰が何をしているのかが分かって面白かった。
この編成いいなー。室内楽っぽくて。
「チェロの人、気持ち悪いからね」と事前に言っておいたのだけど、途中でY嬢が「チェロの人気持ち悪ーい。」と言っているのが聞こえてきてウケた。実際そうなのだ。なんかね。私は嫌いじゃないけど。
Bill Frisell's 858 Quartet featuring Hank Roberts, Jenny Scheinman and Eyvind Kang
http://www.billfrisell.com/
posted by ayumi at 00:00| 日記
2009年05月21日
ビルフリゼール858クァルテット@レガッタバー
090521
どんだけビルフリゼールファンなんだよ、って言われそうですがしょうがない。行ってきましたビルフリゼール858クァルテット@レガッタバー。
858クァルテットって知らなかったんだけど、昔この編成でライブをやっていたようだ。
その編成というのがバイオリン(女性)、ビオラ(前にレガッタバーに聞きにいった時に演奏していた人)、チェロ(ハンクロバーツ)。
何でチェロの人だけ名前を知っているのかというと、その昔20年くらい前にジャズという音楽を聴いて興味を持ってしまい、CD屋さんに行ってチェロでジャズをやっているCDはないかと端から端まで探してこの人のCDをみつけたのだ。2枚買った記憶がある。フリージャズっぽくてだいぶ変わってたけど、それだけにとっても覚えている。(そういえば、渋谷の東急ハンズの斜め前、ジーンズメイトの2階だったところがタワーレコードでそこで買ったんじゃないかなあ。当時は輸入CDは縦に2倍高い紙ジャケットに包まれていてそれを丁寧にとっておいたものだ。)
店内で良いポジションを探してうろうろしていると、バークリーに同じ時に入学した生徒だけどおじさんが声をかけてくれ、一番前の席が空いているよと連れて行ってくれた。ライブの録音係をしているらしい。ラッキーを感じつつ感謝して座る。
このクァルテットはインプロビゼイションなのか譜面に書かれているのか、一聴しただけでは分からないのだけどみんなが同じグルーブを持っていて同じ方向を目指してひいている。
このことはこの間聴いたビルフリトリオでも同じことを思ったのでビルフリの基本姿勢がそうなんだろうな。でもこの2つを弦楽器で出来る人はなかなかいない。(というかもしかして日本にいないだけなのか?)
それにしても譜面に書かれていることはとても少ないとみえ、ハモッたり勝手に抜けたりと自由度が高い。それだけに弦楽器の可能性がたくさん見えてライブとしても楽しかったけど勉強にもなった。
Bill Frisell's 858 Quartet featuring Hank Roberts, Jenny Scheinman and Eyvind Kang
http://www.billfrisell.com/
どんだけビルフリゼールファンなんだよ、って言われそうですがしょうがない。行ってきましたビルフリゼール858クァルテット@レガッタバー。
858クァルテットって知らなかったんだけど、昔この編成でライブをやっていたようだ。
その編成というのがバイオリン(女性)、ビオラ(前にレガッタバーに聞きにいった時に演奏していた人)、チェロ(ハンクロバーツ)。
何でチェロの人だけ名前を知っているのかというと、その昔20年くらい前にジャズという音楽を聴いて興味を持ってしまい、CD屋さんに行ってチェロでジャズをやっているCDはないかと端から端まで探してこの人のCDをみつけたのだ。2枚買った記憶がある。フリージャズっぽくてだいぶ変わってたけど、それだけにとっても覚えている。(そういえば、渋谷の東急ハンズの斜め前、ジーンズメイトの2階だったところがタワーレコードでそこで買ったんじゃないかなあ。当時は輸入CDは縦に2倍高い紙ジャケットに包まれていてそれを丁寧にとっておいたものだ。)
店内で良いポジションを探してうろうろしていると、バークリーに同じ時に入学した生徒だけどおじさんが声をかけてくれ、一番前の席が空いているよと連れて行ってくれた。ライブの録音係をしているらしい。ラッキーを感じつつ感謝して座る。
このクァルテットはインプロビゼイションなのか譜面に書かれているのか、一聴しただけでは分からないのだけどみんなが同じグルーブを持っていて同じ方向を目指してひいている。
このことはこの間聴いたビルフリトリオでも同じことを思ったのでビルフリの基本姿勢がそうなんだろうな。でもこの2つを弦楽器で出来る人はなかなかいない。(というかもしかして日本にいないだけなのか?)
それにしても譜面に書かれていることはとても少ないとみえ、ハモッたり勝手に抜けたりと自由度が高い。それだけに弦楽器の可能性がたくさん見えてライブとしても楽しかったけど勉強にもなった。
Bill Frisell's 858 Quartet featuring Hank Roberts, Jenny Scheinman and Eyvind Kang
http://www.billfrisell.com/
posted by ayumi at 00:00| 日記
2009年05月20日
噴水
090520
今日のボストンは夏日です。暑い!!
暑いとアパートの前の広場にある噴水が大人気になります。
子供は水着でやって来てはしゃぎまくり。大人も本を読んだりお昼寝をしたり。
最近になって急に写真の掲載が増えたのは、やっと写真の圧縮というか容量を小さくするのを研究して出来るようになったからです。すません、単純で。
さて、今日の写真は噴水で遊ぶ人たちです。

あ、そうだ!
今日久しぶりに行ったジムで、う?んとなったこと。
細くてきれいなアメリカ人のおねぇさんが腰に入れてたタトゥの文字、
「 牛 」
「 牛 」って、、、。
二度見しちゃったよ。
「 牛 」はどうかと、、、。
干支?
今日のボストンは夏日です。暑い!!
暑いとアパートの前の広場にある噴水が大人気になります。
子供は水着でやって来てはしゃぎまくり。大人も本を読んだりお昼寝をしたり。
最近になって急に写真の掲載が増えたのは、やっと写真の圧縮というか容量を小さくするのを研究して出来るようになったからです。すません、単純で。
さて、今日の写真は噴水で遊ぶ人たちです。
あ、そうだ!
今日久しぶりに行ったジムで、う?んとなったこと。
細くてきれいなアメリカ人のおねぇさんが腰に入れてたタトゥの文字、
「 牛 」
「 牛 」って、、、。
二度見しちゃったよ。
「 牛 」はどうかと、、、。
干支?
posted by ayumi at 00:00| 日記
2009年05月19日
ペンキ塗り
090519
今日はペンキ塗りです!!
わーーーい!やるやる!!やりたい!
お庭へと続くデッキとベンチ。このベンチ部分を塗ります。昨日おとといと二日間かけてダリルが古いペンキ部分をはがしサンドペーパーをかけたところに塗るというオイシイとこどりの作業ですが。
なんせ初めて。でもなんとなーくやり方が分かるから不思議だ。ペンキを刷毛に付けすぎず木目に沿って刷毛の筋目が出ないように塗っていく。ていねいにていねいに。乾いたら二度目を塗る。このときは表面を撫でるように。
いやー楽しいなぁ。たかよちゃんとしゃべりまくりながら塗り、終わったらビール。サイコーです。遠くでは鳥が鳴いてます。たかよちゃんが「あのコココココココって言ってるの聞こえる?キツツキだよ。」と教えてくれました。ほんとにコココココココって突ついてるんだなぁ。
見事にきれいに塗れたベンチを見ながらバーベキュー、今日はハンバーグです。
来週の月曜日(25日)はアメリカでは祝日、家族が集まる日だそうです。ここにダリルの両親家族子供たちが十何人も来るらしく、きっとこのベンチに座ってお話をしたりバーベキューが焼けるのを見つめたりするんだろうな。
こういう風に古いものに手間ひまかけて手を入れて使い続けていくというのは見習いたいものです。
さてゆっくりご飯を食べて片付けをして夜中にドライブ、ボストンに戻ります。

よい天気!ペインティング日和です。

またまた猫が見てます。

きれいに塗れたベンチ!
今日はペンキ塗りです!!
わーーーい!やるやる!!やりたい!
お庭へと続くデッキとベンチ。このベンチ部分を塗ります。昨日おとといと二日間かけてダリルが古いペンキ部分をはがしサンドペーパーをかけたところに塗るというオイシイとこどりの作業ですが。
なんせ初めて。でもなんとなーくやり方が分かるから不思議だ。ペンキを刷毛に付けすぎず木目に沿って刷毛の筋目が出ないように塗っていく。ていねいにていねいに。乾いたら二度目を塗る。このときは表面を撫でるように。
いやー楽しいなぁ。たかよちゃんとしゃべりまくりながら塗り、終わったらビール。サイコーです。遠くでは鳥が鳴いてます。たかよちゃんが「あのコココココココって言ってるの聞こえる?キツツキだよ。」と教えてくれました。ほんとにコココココココって突ついてるんだなぁ。
見事にきれいに塗れたベンチを見ながらバーベキュー、今日はハンバーグです。
来週の月曜日(25日)はアメリカでは祝日、家族が集まる日だそうです。ここにダリルの両親家族子供たちが十何人も来るらしく、きっとこのベンチに座ってお話をしたりバーベキューが焼けるのを見つめたりするんだろうな。
こういう風に古いものに手間ひまかけて手を入れて使い続けていくというのは見習いたいものです。
さてゆっくりご飯を食べて片付けをして夜中にドライブ、ボストンに戻ります。
よい天気!ペインティング日和です。
またまた猫が見てます。
きれいに塗れたベンチ!
posted by ayumi at 00:00| 日記
2009年05月18日
バークシャーミュージアム~焼き鳥
090518
タングルウッドのあるレノックス、があるバークシャー地方はほんとに小さな街で、中心地も小さいけど広々、そしてそんなにたくさん人もいない。
今日は3人でバークシャーミュージアムに行った。5月中は入館料がタダ!だからだ。
(美術館を無料で開放するのはすごく良いと思う。日本でもやってほしい。)
子供も楽しめる美術館ということらしく、入ってすぐに恐竜コーナー。恐竜スカルプチャーや化石がある、続いて下に降りる階段があったので降りてみるとそこはミニ水族館だった。魚に始まり、カエル、亀、ひとで、タツノオトシゴ、蛇。見てるだけでたのしーい!
カメレオンは指が5本あるのに2+3に分かれていて、枝をつかむ時にはその2+3でつかむ。人間は1+4なのに。そして動きがものすごくゆうっくりだ。
変わってるなーと思ってじっと見てたら「おまえさんの価値観で判断するんじゃないよ。」とにらまれた。ごもっとも、すんません。
この美術館はこの他に昆虫の標本の部屋があり、鉱石の部屋があり、ジオラマの部屋あり、絵画の部屋あり、アレクサンダー・カルダーの部屋あり、と多岐にわたりとても楽しめる美術館だった。
http://www.berkshiremuseum.org/
さて、今日のバーベキューは女子2人で作る日本の味「焼き鳥」です。いえーい!焼き鳥ー!食べたかったぜー!
自分で焼き鳥作るなんて考えたこともなかったけど、やってみると串に刺すのとか楽しい、皮はめちゃめちゃ刺しにくくて大変だった。
しかし炭火でよく焼きにした皮(塩)はめちゃめちゃ美味かった!焼きとり(たれ)もウマかった!やっぱりビール&焼き鳥は最強だな。
今日ははまぐり焼きと焼きおにぎり付き。

夜はDVD大会。せっかくミュージアムで恐竜を見たので「ジュラシックパーク3」で決まり!!
怖かったーー!!
タングルウッドのあるレノックス、があるバークシャー地方はほんとに小さな街で、中心地も小さいけど広々、そしてそんなにたくさん人もいない。
今日は3人でバークシャーミュージアムに行った。5月中は入館料がタダ!だからだ。
(美術館を無料で開放するのはすごく良いと思う。日本でもやってほしい。)
子供も楽しめる美術館ということらしく、入ってすぐに恐竜コーナー。恐竜スカルプチャーや化石がある、続いて下に降りる階段があったので降りてみるとそこはミニ水族館だった。魚に始まり、カエル、亀、ひとで、タツノオトシゴ、蛇。見てるだけでたのしーい!
カメレオンは指が5本あるのに2+3に分かれていて、枝をつかむ時にはその2+3でつかむ。人間は1+4なのに。そして動きがものすごくゆうっくりだ。
変わってるなーと思ってじっと見てたら「おまえさんの価値観で判断するんじゃないよ。」とにらまれた。ごもっとも、すんません。
この美術館はこの他に昆虫の標本の部屋があり、鉱石の部屋があり、ジオラマの部屋あり、絵画の部屋あり、アレクサンダー・カルダーの部屋あり、と多岐にわたりとても楽しめる美術館だった。
http://www.berkshiremuseum.org/
さて、今日のバーベキューは女子2人で作る日本の味「焼き鳥」です。いえーい!焼き鳥ー!食べたかったぜー!
自分で焼き鳥作るなんて考えたこともなかったけど、やってみると串に刺すのとか楽しい、皮はめちゃめちゃ刺しにくくて大変だった。
しかし炭火でよく焼きにした皮(塩)はめちゃめちゃ美味かった!焼きとり(たれ)もウマかった!やっぱりビール&焼き鳥は最強だな。
今日ははまぐり焼きと焼きおにぎり付き。
夜はDVD大会。せっかくミュージアムで恐竜を見たので「ジュラシックパーク3」で決まり!!
怖かったーー!!
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2009年05月17日
パーフェクト・バーベキュー
090517
今日の夕ごはんはバーベキューです。
まずはあみのよごれをササッと払って。

今日はこんなメニュー!
メインはハンバーグのチーズのせ。あとはズッキーニに巨大キノコやベジタブル。

まずはバンバーグから焼きます。
3つ+なぜかミニ。

まわりはこんな感じ。
樹々に囲まれて。良い空気と静けさ。

焼いてくれているのはダリル!!
火をおこすのも、焼き加減もさすが!です。

猫も、
窓からのぞいてます。

さてさて、全部できたかな。

各々取り分けて、
今日はこんな感じ!ハンバーガーにしました!

パクリ!美味しい!!
ありがとう、ダリル!!
今日の夕ごはんはバーベキューです。
まずはあみのよごれをササッと払って。
今日はこんなメニュー!
メインはハンバーグのチーズのせ。あとはズッキーニに巨大キノコやベジタブル。

まずはバンバーグから焼きます。
3つ+なぜかミニ。
まわりはこんな感じ。
樹々に囲まれて。良い空気と静けさ。
焼いてくれているのはダリル!!
火をおこすのも、焼き加減もさすが!です。

猫も、
窓からのぞいてます。
さてさて、全部できたかな。
各々取り分けて、
今日はこんな感じ!ハンバーガーにしました!
パクリ!美味しい!!
ありがとう、ダリル!!
posted by ayumi at 00:00| 日記
2009年05月16日
タングルウッド
090516
タングルウッドという名前はクラシック音楽ファンなら知っているだろうとても有名な音楽祭だ。
マサチューセッツ州の左の端っこ、レノックスの近くにある小さな場所、夏の3ヶ月くらいの間だけボストンシンフォニーオーケストラや有名なソリスト達が集い、タングルウッド音楽祭を開く、その地名こそがタングルウッドなのだ。
私は父がクラシック音楽の大ファンなので随分昔からこの音楽祭の名前は聞いていたが、まさかここに来れる日が来るとは思わなかった。
今日は、夕方から3人でスーパーに今日のバーベキュー分の材料を買いにいこう、とドライブしてタングルウッドの横を通っていたら正面ゲートのところに何だか人がいる。「もう準備始めてるのかねー?」なんて言いながらちょっと聞いてみようとそこにいたおばさんに話しかけてみると管理してる人なんだか何なんだか、ま、でも入っていいよということになった。Tちゃんもチェロ弾きだしタングルウッド音楽祭は今年が初体験になるので二人して静かに興奮しながら園内に入る。
目に入るのは緑・緑・緑。すごく広い。とにかく広い。
樹々や芝生の中に大きなステージがある。ここはメインのステージ。
テレビで見たことがあったのだけど、想像していたよりとても大きい。屋根はあるけど客席の後ろ側の壁はなくてそのまま大きな芝生席となる。
ここでお弁当とワインを持ち込んで芝生席でのーんびりオーケストラを聴けたら気持ち良いだろうなー。
人が誰もいないタングルウッドの中をお散歩できたのは貴重だった。
緑が鮮やかで、しかも色んな色の緑があるので楽しくて写真をたくさん撮りながら進む。
少し離れたところに「セイジ・オザワ・ホール(SEIJI OZAWA HALL)」がある。
レンガ作りの室内楽向けの屋内ホール。ここは響きがとても良いホールだそうだ。
今年の夏のプログラムを見ながら、これはいいね、これは興味ない、これは重そうなプログラムだね、などと勝手なコメントを言いながら初めてのタングルウッド音楽祭に夢を馳せて、さていざスーパーへ!!

ここがメインステージ。

そして後ろを振り向くと、芝生席ー!

セイジ・オザワ・ホール(SEIJI OZAWA HALL)、先輩!!!
タングルウッドという名前はクラシック音楽ファンなら知っているだろうとても有名な音楽祭だ。
マサチューセッツ州の左の端っこ、レノックスの近くにある小さな場所、夏の3ヶ月くらいの間だけボストンシンフォニーオーケストラや有名なソリスト達が集い、タングルウッド音楽祭を開く、その地名こそがタングルウッドなのだ。
私は父がクラシック音楽の大ファンなので随分昔からこの音楽祭の名前は聞いていたが、まさかここに来れる日が来るとは思わなかった。
今日は、夕方から3人でスーパーに今日のバーベキュー分の材料を買いにいこう、とドライブしてタングルウッドの横を通っていたら正面ゲートのところに何だか人がいる。「もう準備始めてるのかねー?」なんて言いながらちょっと聞いてみようとそこにいたおばさんに話しかけてみると管理してる人なんだか何なんだか、ま、でも入っていいよということになった。Tちゃんもチェロ弾きだしタングルウッド音楽祭は今年が初体験になるので二人して静かに興奮しながら園内に入る。
目に入るのは緑・緑・緑。すごく広い。とにかく広い。
樹々や芝生の中に大きなステージがある。ここはメインのステージ。
テレビで見たことがあったのだけど、想像していたよりとても大きい。屋根はあるけど客席の後ろ側の壁はなくてそのまま大きな芝生席となる。
ここでお弁当とワインを持ち込んで芝生席でのーんびりオーケストラを聴けたら気持ち良いだろうなー。
人が誰もいないタングルウッドの中をお散歩できたのは貴重だった。
緑が鮮やかで、しかも色んな色の緑があるので楽しくて写真をたくさん撮りながら進む。
少し離れたところに「セイジ・オザワ・ホール(SEIJI OZAWA HALL)」がある。
レンガ作りの室内楽向けの屋内ホール。ここは響きがとても良いホールだそうだ。
今年の夏のプログラムを見ながら、これはいいね、これは興味ない、これは重そうなプログラムだね、などと勝手なコメントを言いながら初めてのタングルウッド音楽祭に夢を馳せて、さていざスーパーへ!!
ここがメインステージ。
そして後ろを振り向くと、芝生席ー!

セイジ・オザワ・ホール(SEIJI OZAWA HALL)、先輩!!!
posted by ayumi at 00:00| 日記
2009年05月15日
Dia Beacon
090515
グランドセントラル駅からメトロノース鉄道に乗って約80分、Beacon駅に着くとそこはとても良い天気。ちょっと暑いくらいだ。
駅から10分坂道を歩く。たまに車が通るくらいで人通りはない。そしてたどり着いた美術館Dia Beacon。
ここは元々ナビスコの印刷工場だった巨大な建物を美術館にして現代美術を中心に展示している。
実は何年も前から来たかった美術館なのだ。やっと来れた。
荷物を預けたりチケットを買ったりしている間にD氏&Tちゃんと合流。今日から何日かタングルウッドにあるD氏のサマーハウスにおじゃまさせてもらうのだけど、ここまでわざわざ迎えに来てくれて一緒に美術館を見るという趣向なのだ。
入館してみると、ダンサーがたくさんいる。なぜ?コントラバスやサックスやノイズなどのフリーインプロビゼイションに合わせて2人一組で動いている。これは美しい。動く芸術。どうやら日曜日にエキシビジョンがあるらしくそのリハーサルをしているのだけど、見れてラッキー。上質の「時間が動いている芸術」を見れた。
現代美術は、好きなものそんなに好きじゃないの、心が動くものそんなに動かないもの、通りすぎるけどあとで気になるもの、いろいろあるけれど、素直な感じるままに観ることにしている。
最初の方はまぁこんな感じかなとか、これ私でも描けるとか思うものも少なくなかったのだけど、途中から作品世界に入り込めてきた。そうなると楽しいばかり。
昨今の私は、美術館で「曲のかけら」が生まれることが多く、そんな時にはハナウタを歌いニヤニヤしながら変な速度で歩いて見て回っている。この時もインスピレーションがピキピキ来始めた。特に好きだった人はSoWett。
巨大な建物をうまく利用した巨大なスカルプチャーや贅沢に空間を使った陳列、ゆっくりと見て回っても疲れないほどよい量の作品、窓の外は緑の樹々。
たっぷり堪能してまたダンス&音楽のリハーサルをしているのを眺め、Dia Beaconを出た。
行けてよかった。
とても好きな美術館でした。
また15年後くらいに行きたい。
グランドセントラル駅からメトロノース鉄道に乗って約80分、Beacon駅に着くとそこはとても良い天気。ちょっと暑いくらいだ。
駅から10分坂道を歩く。たまに車が通るくらいで人通りはない。そしてたどり着いた美術館Dia Beacon。
ここは元々ナビスコの印刷工場だった巨大な建物を美術館にして現代美術を中心に展示している。
実は何年も前から来たかった美術館なのだ。やっと来れた。
荷物を預けたりチケットを買ったりしている間にD氏&Tちゃんと合流。今日から何日かタングルウッドにあるD氏のサマーハウスにおじゃまさせてもらうのだけど、ここまでわざわざ迎えに来てくれて一緒に美術館を見るという趣向なのだ。
入館してみると、ダンサーがたくさんいる。なぜ?コントラバスやサックスやノイズなどのフリーインプロビゼイションに合わせて2人一組で動いている。これは美しい。動く芸術。どうやら日曜日にエキシビジョンがあるらしくそのリハーサルをしているのだけど、見れてラッキー。上質の「時間が動いている芸術」を見れた。
現代美術は、好きなものそんなに好きじゃないの、心が動くものそんなに動かないもの、通りすぎるけどあとで気になるもの、いろいろあるけれど、素直な感じるままに観ることにしている。
最初の方はまぁこんな感じかなとか、これ私でも描けるとか思うものも少なくなかったのだけど、途中から作品世界に入り込めてきた。そうなると楽しいばかり。
昨今の私は、美術館で「曲のかけら」が生まれることが多く、そんな時にはハナウタを歌いニヤニヤしながら変な速度で歩いて見て回っている。この時もインスピレーションがピキピキ来始めた。特に好きだった人はSoWett。
巨大な建物をうまく利用した巨大なスカルプチャーや贅沢に空間を使った陳列、ゆっくりと見て回っても疲れないほどよい量の作品、窓の外は緑の樹々。
たっぷり堪能してまたダンス&音楽のリハーサルをしているのを眺め、Dia Beaconを出た。
行けてよかった。
とても好きな美術館でした。
また15年後くらいに行きたい。
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2009年05月14日
NY最終日&ビル・フリゼール再び。
090514
ちょっと前にNY在住ドラマー・新井田さんにair plantsの3人で連れて行ってもらってあまりに美味しくて感動した「粥之家」という、お粥が名物のチャイニーズレストラン、の別館の方に一人で出かけてランチ。
やはり間違いなく美味しかった。
本店より小さめでこぎれいなお店。1年くらい前にオープンした現代美術館「ニュー・ミュージアム」のすぐそばです。オススメです。
SOHOあたりでお買い物をしつつ、最近オープンした「Rock & Roll Hall of Fame ANNEX NYC」に行ってみる。
実に観光地的な場所にある、観光地的なミュージアムだなと、こんなもんかなと思いつつ進んでいくと途中からすっかりハマってしまった。
プレスリーの、マイケル・ジャクソンの、マドンナの、J・Bの衣装。
ジミヘンの、クラプトンのポール・サイモンのギター。
多くのスター達のサインや直筆の歌詞を書いた紙切れ。閉店したロックのライブハウスCBGBの設備の一部をそのまま運び込んだりと、結構見ごたえがあった。
しかしその先の特別展示「JOHN LENNON: THE NEW YORK CITY YEARS」にはすっかりやられてしまった。
直筆の絵や手紙、レコーディングで使っていたとみられる歌詞の紙は構成を入れ替える矢印がひかれていたり言葉を直していたり、臨場感が感じられる。
他にもグリーンカードや「NEW YORK CITY」のTシャツや、眼鏡やピアノ、そして目玉は撃たれた時に着ていた血まみれのシャツが入っているという検死から戻ってきた茶色の紙袋までが展示されている。
すっかり、どっぷりとジョン世界に入ってすごく長い時間を過ごしてしまった。
http://www.rockannex.com/home
一度宿に帰って落ち着いてからビレッジ・バンガードの2セット目へ出かける。
おとといのビル・フリゼールのライブがあまりに良かったので行けるものならもう一度行こうと思って。
今日のトリオは、ディレイを使った「リアルタイム多重録音ビルフリ・サウンド」を極力やらずにとにかくストレートに演奏を聴かせた。
おとといとはまた違う内容だったのでこれは来たかいがあったというものだ。
そしてなぜベースの人のあだ名が「趣味ボーリング」なのか、見てて分かった(自分で付けといて後々自分で解析)。
最初はボーリングやりそうなシャツを着てるな、だったのだけど更に!
この人はひきながらとっても動く。
盛り上がってくると激しく動く。
前に!
ビルフリに向かって!!
その時にボーリング投げた直後みたいな格好になるのだ。
(実際見ないと想像しにくいだろうと思う。右利きのボーラーが投げたあと右足がクッと曲がってるような感じ。これ見るためにもこのトリオで日本で公演して欲しい)
ベーシストでこんなに動く人を見たことない。ビルフリは笑ったり真顔になったりしながらずっとベーシストを凝視しながら演奏している。
ドラムの「科学者」は目をつむって演奏。
ビルフリも「趣味ボーリング」も半分お客さんにおしりを向けてたりする感じで3人向き合って演奏しているので、きっとセンター・ステージが似合うだろうなーなんて思いながら見ていた。
いやはや今日もすばらしい演奏でした。
ちょっと前にNY在住ドラマー・新井田さんにair plantsの3人で連れて行ってもらってあまりに美味しくて感動した「粥之家」という、お粥が名物のチャイニーズレストラン、の別館の方に一人で出かけてランチ。
やはり間違いなく美味しかった。
本店より小さめでこぎれいなお店。1年くらい前にオープンした現代美術館「ニュー・ミュージアム」のすぐそばです。オススメです。
SOHOあたりでお買い物をしつつ、最近オープンした「Rock & Roll Hall of Fame ANNEX NYC」に行ってみる。
実に観光地的な場所にある、観光地的なミュージアムだなと、こんなもんかなと思いつつ進んでいくと途中からすっかりハマってしまった。
プレスリーの、マイケル・ジャクソンの、マドンナの、J・Bの衣装。
ジミヘンの、クラプトンのポール・サイモンのギター。
多くのスター達のサインや直筆の歌詞を書いた紙切れ。閉店したロックのライブハウスCBGBの設備の一部をそのまま運び込んだりと、結構見ごたえがあった。
しかしその先の特別展示「JOHN LENNON: THE NEW YORK CITY YEARS」にはすっかりやられてしまった。
直筆の絵や手紙、レコーディングで使っていたとみられる歌詞の紙は構成を入れ替える矢印がひかれていたり言葉を直していたり、臨場感が感じられる。
他にもグリーンカードや「NEW YORK CITY」のTシャツや、眼鏡やピアノ、そして目玉は撃たれた時に着ていた血まみれのシャツが入っているという検死から戻ってきた茶色の紙袋までが展示されている。
すっかり、どっぷりとジョン世界に入ってすごく長い時間を過ごしてしまった。
http://www.rockannex.com/home
一度宿に帰って落ち着いてからビレッジ・バンガードの2セット目へ出かける。
おとといのビル・フリゼールのライブがあまりに良かったので行けるものならもう一度行こうと思って。
今日のトリオは、ディレイを使った「リアルタイム多重録音ビルフリ・サウンド」を極力やらずにとにかくストレートに演奏を聴かせた。
おとといとはまた違う内容だったのでこれは来たかいがあったというものだ。
そしてなぜベースの人のあだ名が「趣味ボーリング」なのか、見てて分かった(自分で付けといて後々自分で解析)。
最初はボーリングやりそうなシャツを着てるな、だったのだけど更に!
この人はひきながらとっても動く。
盛り上がってくると激しく動く。
前に!
ビルフリに向かって!!
その時にボーリング投げた直後みたいな格好になるのだ。
(実際見ないと想像しにくいだろうと思う。右利きのボーラーが投げたあと右足がクッと曲がってるような感じ。これ見るためにもこのトリオで日本で公演して欲しい)
ベーシストでこんなに動く人を見たことない。ビルフリは笑ったり真顔になったりしながらずっとベーシストを凝視しながら演奏している。
ドラムの「科学者」は目をつむって演奏。
ビルフリも「趣味ボーリング」も半分お客さんにおしりを向けてたりする感じで3人向き合って演奏しているので、きっとセンター・ステージが似合うだろうなーなんて思いながら見ていた。
いやはや今日もすばらしい演奏でした。
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2009年05月13日
マーク・リボー@Joe's Pub
090513
マーク・リボーのライブはネットでなんとなくみつけてなんとなく行こうと思った。
なんでだろ。いつかなんかで見て気になってたんだろうな。
ライブをみつけた時にヘンリー・グライアムスの名前もあったので、これはある意味普通の音楽にはならないだろうなと思ったのだけれど、はたしてそうだった。(ヘンリーは数ヶ月前バークリーに特別講師としてやってきてたくさんのクラスで生徒と一緒に演奏してくれアバンギャルドの楽しさと不思議さをショーゲキとともに残していった)
マーク・リボーはダンディなおじさん。
ひく時には老眼鏡(多分)をかけ、ギターを弾いている時はずっと下を向いている。
ダンディといえど確固たる押しの強さというか、良い意味でのわがままさをもった音を出す。
ヘンリーに向かって、リフをひいて欲しい時と曲が終る時だけキュー(というより気合い)を送っている。
基本ずっとアバンギャルド(フリージャズみたいなの)音楽だけど、時折ひくロックフレーズがめちゃめちゃカッコいい。
あと音がとても力強い。
ギターも一本だけで足下も(エフェクター類を)とてもシンプルにやりきってるのが好印象だった。
May 13, 2009
Spiritual Unity
Tribute to Albert Ayler w/Henry Grimes, Chad Taylor, Roy Campbell, Jr
Marc Ribot Trio
Original compositions w/Henry Grimes & Chad Taylor
マーク・リボーのライブはネットでなんとなくみつけてなんとなく行こうと思った。
なんでだろ。いつかなんかで見て気になってたんだろうな。
ライブをみつけた時にヘンリー・グライアムスの名前もあったので、これはある意味普通の音楽にはならないだろうなと思ったのだけれど、はたしてそうだった。(ヘンリーは数ヶ月前バークリーに特別講師としてやってきてたくさんのクラスで生徒と一緒に演奏してくれアバンギャルドの楽しさと不思議さをショーゲキとともに残していった)
マーク・リボーはダンディなおじさん。
ひく時には老眼鏡(多分)をかけ、ギターを弾いている時はずっと下を向いている。
ダンディといえど確固たる押しの強さというか、良い意味でのわがままさをもった音を出す。
ヘンリーに向かって、リフをひいて欲しい時と曲が終る時だけキュー(というより気合い)を送っている。
基本ずっとアバンギャルド(フリージャズみたいなの)音楽だけど、時折ひくロックフレーズがめちゃめちゃカッコいい。
あと音がとても力強い。
ギターも一本だけで足下も(エフェクター類を)とてもシンプルにやりきってるのが好印象だった。
May 13, 2009
Spiritual Unity
Tribute to Albert Ayler w/Henry Grimes, Chad Taylor, Roy Campbell, Jr
Marc Ribot Trio
Original compositions w/Henry Grimes & Chad Taylor
posted by ayumi at 00:00| 日記
2009年05月12日
ビル・フリゼール.トリオ@ビレッジ・バンガード
090512
アメリカに来てよかったな?と思ったことのひとつにビル・フリゼールのライブを何度も聞けるということがある。しかもこの人ライブも旅公演も大好きみたいでよくボストンにも来てくれるしいつでも違う編成なので、違うシーンでのビルフリを聞くことができる。
今日は、ビレッジ・バンガードという小さな小屋でトリオのライブ、私は11時からの回を目指して行くと、バークリー生でビルフリファンのFくんの姿が見えたので隣に座らせてもらう。なんと一番前!わーい!!
エフェクターが曲線を描いて7個くらい並んでいるのを眺めながら登場前のワクワクを楽しむ。
今回のライブは長年やっている気心知れたトリオでの一週間公演。
まもなくアナウンスもなく、ゆるりとビルフリ登場。
とりあえず、第一印象で勝手にあだ名を付けた。
ビルフリはビルフリ、ベースの人は「趣味ボーリング」、メガネをかけた時のアンディ・ウォーホルみたいな風貌のドラムの人を「科学者」と命名。(なぜつけたんだ?)
エフェクターを使ったビルフリサウンドからステージはスタート、徐々に「曲」へと移行して行く。
もうとにかく素晴らしいの一言。3人の一体感たるや!!
完全に3人の音楽が同じ方向に向かっている。
走り抜けているかと思えばクッと曲がり角を曲がってみたり。譜面を見なくても言葉で言わなくても、「こうするんじゃないか、こうしたいんだ、こうかもね、そうだったらこう」とかをお互い感じながら、決して押し付けず、3人の出している音の中で3人で同じ方向に走っている。
数ヶ月前に見たビルフリは同じ編成でロンカーターとポールモチアンというトリオだった。
この時のトリオは個々は素晴らしいのだけど、一体感や走り抜けてる感じはそんなになかった。正直言って全然今回の方がいい。
今日驚いたのは「趣味ボーリング」ベースの人の弾き方がなかなか変わっていたことだ。
右手のピッチカートのしかたは詳しくないので分からないけど、左手は見てすぐに分かるくらい、いわゆる標準的な弾き方からはずれている!!
ネックを握りしめるようにしてひき、親指が第5の指としてたびたび登場する(クラシックの奏法では親指はハイポジションで使ったりするくらい、あとギタリストがたまに6弦を押さえるために使うけど、こんなに普通に使っているのを目撃したのは初めて)。4本指とは反対の方向からひょいと出ては4弦を押さえる。自己流なんだなあ、自己流でも良い音楽だったら何の問題もないよなぁ。
ドラムの「科学者」は演奏している時はたいてい目をつむっている。ビルフリと「趣味ボーリング」が互いに向き合いながらやり合っているのを耳から吸収して色んな場面や環境を作っている感じ。うーんすばらしい。
とにかくすごく良いステージだったので終ってからも興奮冷めやらなかったのだけど、Fくんが「楽屋に行こう」と言う。そんなー、ファンだからこそ無理無理!なんて言うと、Fくんは果敢にも楽屋(というか狭くて汚いただの部屋)に入って行き話しかけ始めた。ものすごくしどろもどろの英語で「今度のボストンのライブに行きます。もしできたらレッスンしてもらいたいんですけど。」と言っている。見ているこっちまでキンチョーしてしまう話し方。どうやら今日はこれを言うぞと覚悟してきたらしい。ビルフリは、「ちょっと今すぐには分からないけど、、」と言いつつも「連絡先を書いて、」なんて言っている。良い人だなぁ。声ちっちゃいし。Fくんのもたらしたキンチョー感たっぷりの空気を和らげようと「日本でのコンサート行きました。ベニシウスとかジャキスとかと一緒にやってた、、あのコンサートすばらしかった!」と言うと「ああ!あれもうだいぶ前だよね。」と答えてくれた。便乗して一緒に写真を撮ってもらった。
ゆ、夢のようだ。
May 12 - May 17
BILL FRISELL TRIO
Tony Scherr-b, Kenny Wollesen-d
アメリカに来てよかったな?と思ったことのひとつにビル・フリゼールのライブを何度も聞けるということがある。しかもこの人ライブも旅公演も大好きみたいでよくボストンにも来てくれるしいつでも違う編成なので、違うシーンでのビルフリを聞くことができる。
今日は、ビレッジ・バンガードという小さな小屋でトリオのライブ、私は11時からの回を目指して行くと、バークリー生でビルフリファンのFくんの姿が見えたので隣に座らせてもらう。なんと一番前!わーい!!
エフェクターが曲線を描いて7個くらい並んでいるのを眺めながら登場前のワクワクを楽しむ。
今回のライブは長年やっている気心知れたトリオでの一週間公演。
まもなくアナウンスもなく、ゆるりとビルフリ登場。
とりあえず、第一印象で勝手にあだ名を付けた。
ビルフリはビルフリ、ベースの人は「趣味ボーリング」、メガネをかけた時のアンディ・ウォーホルみたいな風貌のドラムの人を「科学者」と命名。(なぜつけたんだ?)
エフェクターを使ったビルフリサウンドからステージはスタート、徐々に「曲」へと移行して行く。
もうとにかく素晴らしいの一言。3人の一体感たるや!!
完全に3人の音楽が同じ方向に向かっている。
走り抜けているかと思えばクッと曲がり角を曲がってみたり。譜面を見なくても言葉で言わなくても、「こうするんじゃないか、こうしたいんだ、こうかもね、そうだったらこう」とかをお互い感じながら、決して押し付けず、3人の出している音の中で3人で同じ方向に走っている。
数ヶ月前に見たビルフリは同じ編成でロンカーターとポールモチアンというトリオだった。
この時のトリオは個々は素晴らしいのだけど、一体感や走り抜けてる感じはそんなになかった。正直言って全然今回の方がいい。
今日驚いたのは「趣味ボーリング」ベースの人の弾き方がなかなか変わっていたことだ。
右手のピッチカートのしかたは詳しくないので分からないけど、左手は見てすぐに分かるくらい、いわゆる標準的な弾き方からはずれている!!
ネックを握りしめるようにしてひき、親指が第5の指としてたびたび登場する(クラシックの奏法では親指はハイポジションで使ったりするくらい、あとギタリストがたまに6弦を押さえるために使うけど、こんなに普通に使っているのを目撃したのは初めて)。4本指とは反対の方向からひょいと出ては4弦を押さえる。自己流なんだなあ、自己流でも良い音楽だったら何の問題もないよなぁ。
ドラムの「科学者」は演奏している時はたいてい目をつむっている。ビルフリと「趣味ボーリング」が互いに向き合いながらやり合っているのを耳から吸収して色んな場面や環境を作っている感じ。うーんすばらしい。
とにかくすごく良いステージだったので終ってからも興奮冷めやらなかったのだけど、Fくんが「楽屋に行こう」と言う。そんなー、ファンだからこそ無理無理!なんて言うと、Fくんは果敢にも楽屋(というか狭くて汚いただの部屋)に入って行き話しかけ始めた。ものすごくしどろもどろの英語で「今度のボストンのライブに行きます。もしできたらレッスンしてもらいたいんですけど。」と言っている。見ているこっちまでキンチョーしてしまう話し方。どうやら今日はこれを言うぞと覚悟してきたらしい。ビルフリは、「ちょっと今すぐには分からないけど、、」と言いつつも「連絡先を書いて、」なんて言っている。良い人だなぁ。声ちっちゃいし。Fくんのもたらしたキンチョー感たっぷりの空気を和らげようと「日本でのコンサート行きました。ベニシウスとかジャキスとかと一緒にやってた、、あのコンサートすばらしかった!」と言うと「ああ!あれもうだいぶ前だよね。」と答えてくれた。便乗して一緒に写真を撮ってもらった。
ゆ、夢のようだ。
May 12 - May 17
BILL FRISELL TRIO
Tony Scherr-b, Kenny Wollesen-d
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2009年05月11日
レス・ポール
090511
51stとブロードウエイという、いわゆるNY街の真ん中のジャズクラブiridium。レス・ポールはここで毎週月曜日にライブを行っている。
1915年生まれっていうから今いくつだ?えーと、、94歳?え?ホントに?2009引くことの1915は、、、94だ。マジでーーー?!!
正直、ギターはもうあまりひけません。多分耳も遠い。でも、何十年もミュージシャンやってきて、このお年で毎週自分名義のライブをやり続けるというのはホントにすごい。
それから、ギターのレスポールモデルを作ったというのもすごいけど、マルチトラックレコーディングをこの人がやり始めたというのはすごいことだなぁ。
映画を見るとこのへんのことも分かるのか?
チャージがバカ高かったけど、伝説の人を見ることができた。
51stとブロードウエイという、いわゆるNY街の真ん中のジャズクラブiridium。レス・ポールはここで毎週月曜日にライブを行っている。
1915年生まれっていうから今いくつだ?えーと、、94歳?え?ホントに?2009引くことの1915は、、、94だ。マジでーーー?!!
正直、ギターはもうあまりひけません。多分耳も遠い。でも、何十年もミュージシャンやってきて、このお年で毎週自分名義のライブをやり続けるというのはホントにすごい。
それから、ギターのレスポールモデルを作ったというのもすごいけど、マルチトラックレコーディングをこの人がやり始めたというのはすごいことだなぁ。
映画を見るとこのへんのことも分かるのか?
チャージがバカ高かったけど、伝説の人を見ることができた。
posted by ayumi at 00:00| 日記
2009年05月10日
休暇1日目。
090510
今日からの休暇はとっても休暇らしい休暇になる筈だ。
前半はNYでライブ三昧、後半はタングルウッドのD氏の別荘におじゃましてのんびりと過ごす。
「よくNYに行くけど何で?何してんの?」と、それこそよく聞かれる。たいていライブを見るか美術館や街を見ているくらいで、そんなに精力的に動いていないし「NYが大好きなのッ!!」とかでも別段ない。ボストンから一番安く気軽に行ける街がNYなだけなのだ。ぜいたくな話だと思うけど。でもぜいたくな話だと思うからこそ今のうちに行っておこうかな、と。
今日からのライブ三昧、今日がブラッド・メルドー、月曜日にレス・ポール、火曜日にビル・フリゼール、水曜日にマーク・リボーという魅力的なラインナップ。
今日はブラッド・メルドーの前に飛び込みでブルーノートに行った。
ジェームス・カーター&フレンズ。
私はこの人知らなかったのだけど、テンション高くてホットな人だなぁというのが最初の印象だった。バックの”フレンズ”隊が鉄壁の土台を作っていてその上を自由に飛び跳ね、勢いだけはとにかくすごい!でも洗練とか官能とかの真逆に位置するような演奏なんだよな。
あと、この人にしか出せないようなきったない音のノイズがとても美しくて聞き惚れてしまった。しかもやりだしたらけっこう長い。
(この人は私が知らなかっただけでジャズ界ではとても有名な人です。知らなくて友人にひかれました。)
ブルーノートを出て屋台のタコスを食べ、そこから歩いて10分しないくらいでビレッジバンガード。そこには、まだ一時間前なのに長蛇の列が!!常連らしいおばさんが「こんなの見たことないわよ。」とびっくりしてた。それだけに期待も高まる。そのおばさんや前に並んでたNYの音大の男の子と話しつつ(とにかくアメリカで並んでると話しかけられる)待ちつつ中に入れつつ席についてしばらくすると隣の人に「アユミさん?」と呼ばれた。バークリー生のフルートのかずよちゃんだった。ヒョエー、ここで隣になるとは。
そしてついにブラッドメルドー登場。こんな小さい場所でこんな近くで聴けるなんて嬉しいなぁ。
ピアノ椅子に座って体を鍵盤の方に傾けてから音を奏ではじめる。
すごい、ブラッドメルドーだ!CDと一緒だ!
うっとり。
聴いてて思ったのだけど、この人はペダルを使わないうえに音が一音一音セパレートされていて、スタッカートでもレガートでもない、その絶妙なセパレート具合が音色の個性になっている。あたりまえだけどCDでも同じで今までずっと聴いてたはずなのに、実際に聴いてみてそれが分かった。
それに加えよく使うダイナミックレンジがピアノ(p)からメゾフォルテ(mf)くらいで、フォルテ以上の大きな音はほとんど出て来ない。さらに!左手より右手の方が音が小さい!!これにはびっくり。
ブラッドメルドーは舞台にあがってから一度もにこりともしなかった。ステージが終わってメンバー紹介をする以外一度もしゃべらなかった。そしてずぅーっと眉間にしわが寄っていた。
気難し屋さん?
BRAD MEHLDAU TRIO
Larry Grenadier-b, Jeff Ballard-d
今日からの休暇はとっても休暇らしい休暇になる筈だ。
前半はNYでライブ三昧、後半はタングルウッドのD氏の別荘におじゃましてのんびりと過ごす。
「よくNYに行くけど何で?何してんの?」と、それこそよく聞かれる。たいていライブを見るか美術館や街を見ているくらいで、そんなに精力的に動いていないし「NYが大好きなのッ!!」とかでも別段ない。ボストンから一番安く気軽に行ける街がNYなだけなのだ。ぜいたくな話だと思うけど。でもぜいたくな話だと思うからこそ今のうちに行っておこうかな、と。
今日からのライブ三昧、今日がブラッド・メルドー、月曜日にレス・ポール、火曜日にビル・フリゼール、水曜日にマーク・リボーという魅力的なラインナップ。
今日はブラッド・メルドーの前に飛び込みでブルーノートに行った。
ジェームス・カーター&フレンズ。
私はこの人知らなかったのだけど、テンション高くてホットな人だなぁというのが最初の印象だった。バックの”フレンズ”隊が鉄壁の土台を作っていてその上を自由に飛び跳ね、勢いだけはとにかくすごい!でも洗練とか官能とかの真逆に位置するような演奏なんだよな。
あと、この人にしか出せないようなきったない音のノイズがとても美しくて聞き惚れてしまった。しかもやりだしたらけっこう長い。
(この人は私が知らなかっただけでジャズ界ではとても有名な人です。知らなくて友人にひかれました。)
ブルーノートを出て屋台のタコスを食べ、そこから歩いて10分しないくらいでビレッジバンガード。そこには、まだ一時間前なのに長蛇の列が!!常連らしいおばさんが「こんなの見たことないわよ。」とびっくりしてた。それだけに期待も高まる。そのおばさんや前に並んでたNYの音大の男の子と話しつつ(とにかくアメリカで並んでると話しかけられる)待ちつつ中に入れつつ席についてしばらくすると隣の人に「アユミさん?」と呼ばれた。バークリー生のフルートのかずよちゃんだった。ヒョエー、ここで隣になるとは。
そしてついにブラッドメルドー登場。こんな小さい場所でこんな近くで聴けるなんて嬉しいなぁ。
ピアノ椅子に座って体を鍵盤の方に傾けてから音を奏ではじめる。
すごい、ブラッドメルドーだ!CDと一緒だ!
うっとり。
聴いてて思ったのだけど、この人はペダルを使わないうえに音が一音一音セパレートされていて、スタッカートでもレガートでもない、その絶妙なセパレート具合が音色の個性になっている。あたりまえだけどCDでも同じで今までずっと聴いてたはずなのに、実際に聴いてみてそれが分かった。
それに加えよく使うダイナミックレンジがピアノ(p)からメゾフォルテ(mf)くらいで、フォルテ以上の大きな音はほとんど出て来ない。さらに!左手より右手の方が音が小さい!!これにはびっくり。
ブラッドメルドーは舞台にあがってから一度もにこりともしなかった。ステージが終わってメンバー紹介をする以外一度もしゃべらなかった。そしてずぅーっと眉間にしわが寄っていた。
気難し屋さん?
BRAD MEHLDAU TRIO
Larry Grenadier-b, Jeff Ballard-d
posted by ayumi at 00:00| 日記