2009年05月08日

commencement concert

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BOSTON UNIVERSITYの、冬はアイススケートになっているアリーナで行われたcommencement concert。ここ数年のゴーカゲストのVTRに始まって(スティーブン・タイラーが圧巻!!カッコいいなー。あ、エアロスミスはボストン出身のバンドです)、次々と繰り出される演奏や歌やスピーチやゲストの紹介やであっという間のコンサートだった。
今日になってやっと分かったのだけど、その年のゲスト3?4名の手がけた曲を中心にプログラムが成り立っているようで、前半はしっかり聴かせて後半のラテンものからスモーキー・ロビンソンのヒット曲R&Bなんかで盛り上がるという楽しいコンサートでした。
ジャズで有名な学校なのに、最後はポップスで盛り上げまくるというところが好感もてました。
聴きにきてたD氏Tちゃんと一杯飲んで、セメスターが終わったのを噛みしめて帰宅。しかしそれでは終わらず友達と飲み。明日から休日だ。嬉しい。
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2009年05月07日

試験終了、リハーサル。

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試験が終わった!自由だー!!わーーい!この開放感!
今日は朝からProficiencyというチェロ実技の試験と、ハーモニー3というジャズ理論の試験。
相変わらずユージーンは実技の試験については一ッ言も(!!)触れなかったし私もいっさい聞かなかった。
これってすごいよなー。
良い成績を取ろうと必死で練習している人もいるというのに。

ハーモニーの試験は自信がなかった割にはだいぶ出来たかもしれないと思う。
ハーモニーやアレンジングのテスト勉強というのは、勉強というよりなぞなぞやパズルを解いているようなものだ。授業で聞いたことやノートの書いたものというのは英語が分からないという意味で完璧でなく、「ここにはこう書いてある。テキストを見るとこう書いてあるし(どっちも半分くらいしか分からない)、だからこうなのではないのか(?)。」という風に確定事項が少ないまま想像を膨らまして自分で何となく納得するところまでもっていくという作業。
昔やってたような、習う→覚える→応用する、というやり方が出来ないんだよなー。

さて、昨日からcommencement concertのリハーサルを、会場であるBOSTON UNIVERSITYのアリーナに集結して行っている。一年で一番大きなコンサート、なはずなのに先生がたった二人で仕切っていて、もちろん舞台監督もいないし緻密な進行表もなさそうで、これでよく進んでいくなと思う。でもなんとなーく進んでいくんだよな、フシギ。
このコンサートに出る学生は主に卒業する生徒でしかも将来有望な人たちが選ばれてるんだろうなーと思う。
ヴォーカルやコーラスのヴォイスの人たちはどの人もハンパなくうまい。全員グラミーノミネートされていいんじゃないかというくらいめちゃめちゃうまいしちゃんと聞かせる。比べるとホントに申し訳ないんだけど日本人の歌手とかとはレベルが違うと思わざるをえない。
堂々としているし必ずフリもついている。ショーとして成り立っているのだ。
私が思うに、上手に歌おうというよりも(十分上手い)、好きで歌っているのが前面に出ていて、こうなりたいというイメージを持って歌っていて、何より普段から観客に聞かせる前提で練習したり研究したりしてるんだろうな。
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2009年05月06日

H1N1インフルエンザ

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アメリカでは、H1N1 influenza ,もしくは swine flu と呼ばれています。

H1N1インフルエンザはここボストンでも密かに問題になってます。
密かににというのは、テレビも見ないし新聞も読まないし、インターネットや張り紙の情報だけで受け取っているのでどれくらい騒がれているか想像がつかないのです。

たしかに最近になって学校から「注意」のメールがたびたび来るようにはなったけど、ピリピリとしたムードはなくて日本ほどには騒ぎになっていないと思う。
たしか感染者はボストン内で確か3?4名いると思うんだけど、その割にはとても無防備でのんびりしたものです。

ちなみに「マスク」をしている人をこっちではほとんど見かけない。聞いたところによると、マスクをしている人ということは、伝染性か(まるでインフルエンザのような)何かの病気を持っている、または工事関係の人。という認識になっているらしく、もし日本人がアメリカに来て花粉症や風邪予防なんかでしていると誤解を受けたり運が悪ければ避けられたりするらしいのだ。
air plantsのがっちゃんとアベミオが日本に帰る直前に、飛行機の中で自分を守るためにつけるマスクを買おうとしてドラッグストアを二軒回ったのだけど置いていなかった。それくらい浸透していないのだ。
良い習慣と思うんだけどね、マスク。でも客観的に考えてみたら顔の半分を覆い隠して表情が見えないのは、慣れない人から見るとなんだか怖いのかもしれない。

ほぼ日のここ↓でH1N1インフルエンザの勉強をしたんだけど、
http://www.1101.com/deardoctors/index.html
たしかに読んどいてよかった。
途中むずかしくて分かんなかったけど、それを差し引いてもなんとなーくH1N1インフルエンザへの自分なりの対応の仕方が分かった。
今回のは飛沫感染なので、とにかく手洗いうがい、そして洗ったあと以外は目鼻口を触らない。基本はこれみたいですね。
そうそうそれから体力をつける、か?!
もしくはアルコール消毒か?!
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2009年05月05日

commencement concertのリハーサル

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5月10日に卒業式があり、その前日(9日)に卒業コンサート(The commencement concert)がある。私もオーケストラの一員としてそこでひく。
今日はBPCにてリハーサル。
いつも思うのだけどひくスペースが異常に狭い。チェロが弾けるスペースではない。東京のスタジオミュージシャンだったら怒って帰りそうなくらいキュウキュウに狭い。だから弓が全弓使えない、ウソだと思うだろうけど大げさじゃない。隣の人のひざや楽器にしゃっちゅうあたりながらひくのだけど、そんなに気にしないらしくいちいち「ソーリー」も言わないしフーンって感じ。私は未だひきにくくてしょうがなく、狭さがもとで集中できないことしばしば。
ところで、不思議なことにこの間のバカラックの時や今回くらいのフル編成になると、先生が好意なのか耳栓を配ってくれた。う?ん、耳栓、ありなのか?
たしかにサックス群の前なのでうるさい。試しに耳せんをしてみたが、思った通り自分の音は聞こえない。音程をとるとかそういう次元じゃなくなった(もちろんモニターなんてない)。フシギだなー。
毎年このcommencement concertには大物ゲストが来るのだが、今年はスモーキーロビンソンSmokey Robinson、リンダロンスタットLinda Ronstadt、を筆頭に数名。楽しみです。
多分卒業式も、日本の粛々とおごそかで女子が泣いたりするような感じじゃなくてハッピーなお祭りなんだろうなと想像する。ガウン着て四角い帽子とか投げたりして。
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2009年05月04日

jazz strings orchestraのコンサートとfiddleについて。

ユージーンが主催するjazz strings orchestraクラスのコンサート。
オーケストラ以外にもフィドルを中心としたバンドがいくつか演奏したんだけどこれがどれも良い。
今回はどれもケルト系(celtic)フィドラーばかりだった。

「Blue Moose and the Unbuttoned Zippers」
むずかしいバンド名だなぁ。バヨリン2人にギター、ニッケルハーパ(Nyckelharpa)という珍しい楽器をうまく使ったアレンジ、そしてなんて言ってもバンドしての一体感がすごく良い。ゆったりした部分での味のある歌声、途中で必ず拍子が替わり速くなった部分での疾走感あふれる演奏。どちらもすばらしくてぐいぐい引き込まれるのだ。
http://www.myspace.com/unbuttonedzippers

次に8人くらいのフィドラー(バイオリン弾き)とチェロ一名「fiddle club」の演奏。
日本人はケルト音楽やフィドルが大好きなはずなんだけど、イマイチ浸透していないし表層しか知られていない気がする。かくいう私もよく知らないんだけど、でもボストンに来て自然と耳にするうちに少しは分かってきたことがある。

まず、ケルト音楽は「島唄だ。」ということ。
だからなのか譜面がない。というか譜面を見ているのを見たことがない。
ダウンビートで交互に足を踏むが、しかしリズムの重みは実はその「裏」に来る。裏を感じるために踏んでるんだろうな、あれは。だから、ネイティブのアイリッシュの人もしくはケルト音楽上達者は自然と足を踏んでテンポやリズムを取っているが、そうでない人は足が動いていない、という違いがある。

オーケストラでの演奏は4曲だったのだけどどれも大曲でなかなかむずかしかった。
ジャズアレンジでの「I got Rythum」はさすがジャズを学んでいるバイオリニストだらけとあってニュアンスがすごい。ゲスト ソロバイオリニストのダンカンはオーランドブルーム似でめちゃめちゃかっこいい上にめちゃめちゃ上手い。
ユージーンの曲は弦楽器のことを熟知しているだけに複雑かつ緻密に構築されている。
「Fiddle Suite」という曲は昨年卒業のバイオリニストが書いた曲なのだがフィドルの要素とChoppingを見事に埋め込んだ傑作。
昔、Aska stringsをやっていた時にも名作がたくさんあったのだけど、この「Fiddle Suite」は日本では当分誕生しそうにない曲。そしてもし日本人の弦楽器プレイヤーが演奏したとしても残念ながら形になりにくい曲だ。というのもさっき書いたフィドルの感じが出来ないと思うのと(確実に日本人の方が「上手」だと思うのだけど、これとそれとは別)、Choppingが出来る人がとっても少ないから。Choppingはこれから流行らせようと思っているので10年後には普通のことになってるかもしれないけど。
いつか、この日の演奏がyoutubeにアップされるような気がするので、その時にはまたここにも載せます。

それから、
今回は演奏しなかったのだけど学内で人気の弦楽四重奏バンド「Folk Arts Quartet」。女性4人でチェリストが立ってひきます。ケルト音楽ベースなんだけどプラスしたコードや拍子のアレンジがすばらしい。もちろん演奏も。CDをだしたばかり。ファンです。
http://www.myspace.com/folkartsquartet

おまけ、オーランドブルーム似ダンカン
http://www.myspace.com/duncanwickel
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2009年05月03日

只今試験期間中

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只今試験週間のまっただ中。だいぶ煮詰まってます。
昨日は疲れからか風邪を引いてしまい、インフルンザかと一瞬ビビったけど全然熱が出なかったので、ならば寝て治そう大義名分だとばかりに寝まくり、たまに目覚めては勉強しながらゴロゴロ、幸せな一日を送りました。

テスト勉強、
とにかくテキストを読んでもかんじんのところが全く分からない。
この音程のときはこうなります「なんで?」のところが分からない。
こういうときは「こうした方がいい」のか「こういうことはやらない」のかが分からない。
だから他の問題が出た時に分からない。
誰かに聞きたいー!でも誰もいないー!
だんだん自分は何が分からないのかも分からなくなってくる。
英語め!!

テスト前には必ず先生が、こういう内容のテストがでます、というのを割と詳しく言ってくれるのだけど、だいたいにおいて聞き取れないか内容を取り違えてたりとだいぶ不利な状況。とある教科においては言ったかどうかすらも分からなかった。
もうしょうがないので自分なりに出来るだけやる、それしかない。

この試験が終わったらまた2週間くらい休みがあってそのあとは夏学期。夏はほとんどクラスをとらずに楽しようと思っているので、こんなに苦しい試験期間も最後、のはず。
とはいえ楽しようというのはクラスの数だけでやりたいこと計画はたくさんある。ロングバケーション最後の数ヶ月、楽しく過ごせるかな?
posted by ayumi at 00:00| 日記