090521
どんだけビルフリゼールファンなんだよ、って言われそうですがしょうがない。行ってきましたビルフリゼール858クァルテット@レガッタバー。
858クァルテットって知らなかったんだけど、昔この編成でライブをやっていたようだ。
その編成というのがバイオリン(女性)、ビオラ(前にレガッタバーに聞きにいった時に演奏していた人)、チェロ(ハンクロバーツ)。
何でチェロの人だけ名前を知っているのかというと、その昔20年くらい前にジャズという音楽を聴いて興味を持ってしまい、CD屋さんに行ってチェロでジャズをやっているCDはないかと端から端まで探してこの人のCDをみつけたのだ。2枚買った記憶がある。フリージャズっぽくてだいぶ変わってたけど、それだけにとっても覚えている。(そういえば、渋谷の東急ハンズの斜め前、ジーンズメイトの2階だったところがタワーレコードでそこで買ったんじゃないかなあ。当時は輸入CDは縦に2倍高い紙ジャケットに包まれていてそれを丁寧にとっておいたものだ。)
店内で良いポジションを探してうろうろしていると、バークリーに同じ時に入学した生徒だけどおじさんが声をかけてくれ、一番前の席が空いているよと連れて行ってくれた。ライブの録音係をしているらしい。ラッキーを感じつつ感謝して座る。
このクァルテットはインプロビゼイションなのか譜面に書かれているのか、一聴しただけでは分からないのだけどみんなが同じグルーブを持っていて同じ方向を目指してひいている。
このことはこの間聴いたビルフリトリオでも同じことを思ったのでビルフリの基本姿勢がそうなんだろうな。でもこの2つを弦楽器で出来る人はなかなかいない。(というかもしかして日本にいないだけなのか?)
それにしても譜面に書かれていることはとても少ないとみえ、ハモッたり勝手に抜けたりと自由度が高い。それだけに弦楽器の可能性がたくさん見えてライブとしても楽しかったけど勉強にもなった。
Bill Frisell's 858 Quartet featuring Hank Roberts, Jenny Scheinman and Eyvind Kang
http://www.billfrisell.com/
2009年05月21日
ビルフリゼール858クァルテット@レガッタバー
posted by ayumi at 00:00| 日記