2009年06月10日

ギャリンドのクラス

090610
朝からハーモニー4のクラス。何について話してるかは分かるけど何でそうなるのかの説明が全然分からない。みんなは質問しまくって「あー、そうかー。」「なるほど!」と納得しまくっていて先生も「だろ?分かった?」的な感じになってるけど、実は私は全然分かってません!どうしよ?。

そのあとの嫉妬員、(うわー、シットインを変換したらこうなった!怖いよーこの変換。えー、気を取り直して、、)シットインしているクラス、サントロ先生がおやすみでギャリンドさん(トロンボーン吹き)がトラでやって来た。

いつもは20人くらいもぐりの生徒がいるのに今日はやけに少ない。7人くらい。多分ギャリンドが来るのでビビって来なかったんだろう。しかしみんな、今日は来るべきだったと思うよ。
快活によくしゃべるこの先生、のっけから「Music is language-音楽は(音は、かも)言葉なんだよ。」からはじまって音楽を音を出す上で大切なことを、語る、語る。分かってることも多々あったけど話に説得力があって、あらためて言ってもらってよかった。良い話が聞けた。

そしてトロンボーンがめちゃめちゃステキすぎ。トロンボーンってこんなにすてきな楽器だったんだ。うまいのはもうとにかくめちゃめちゃうまいのだけど、音色すばらし、表現的確、そして躍るように軽々と楽器を操る。自由自在。
見ていて聴いていて爽快な、素晴らしいトロンボーン吹きです。
その後、日々のジャズの練習にお役立ちエキササイズをたくさん教えてくれて、おなかいっぱい、の授業でした。

このクラスに影響を受けてか、もしくはプライベートレッスンのロブの課題がたくさんあるからなのか今日はたくさん練習をした。7時間くらいは練習室にこもってたんじゃないかな。まぁ私の場合は休憩が多いことを差し引いても、大学生のとき以来の練習時間量。
ただし桐朋の時と練習のやり方が違う。クラシックの練習は、できないパッセージをとにかく何十回何百回と根気よくくり返し、むずかしいテクニックを2小節ごと(または1拍ごと)クリアしていき、それを積み上げて職人のように曲を弾けるようにしていくといった感じだ。
でも今日の練習なんかはどちらかというと「数学 解明 パズル ドリル」に近い。
コードに書かれている記号や数字をスケールに置き換えたり、別のスケールに差し替えたり、アルペジオにしたり、それにひとつ音を付け加えたり、1拍に何個音を入れていくか変えたり、そんな感じ。
これは脳トレかゲームに近い。そういった意味ではやってて楽しいんだけどものすごく時間がかかる。

ここで教えてもらったこと練習したことはただのトレーニングであって音楽ではない。いつか音楽に上手に取り入れられる日が来るといいんだけど。
posted by ayumi at 00:00| 日記