090823
朝ごはんというか昼ご飯というか、おしゃれな単語でいうとブランチをしたいというので、だったらニューベリーストリートの「トライデント・ブックストア」だ!とばかりにぶらぶらと歩いて向かう。日曜日は教会に行く人が多くお店が開く時間が遅い。だいたい11時とか12時とか。トライデント・ブックストアはすでに開いていて私たちが着いた時には満席。でも店名の通り本屋さん併設のカフェレストランなので本を眺めつつ待つ。しばらくして4名様席に案内されてメニューを見つつ「これがいい。」「これは何なんね?」「とにかく量が多いけ気を付けり!」と議論をしつつやっと決めて注文する。
そして出来てきたアメリカンフード達。弟はどうしてもハンバーガーということで「朝からカツ丼並みのメニューやん!」とつっこみつつも、ここのハンバーガーは美味しいので「おいしいおいしい!」と言いながらかぶりつく。(ちなみにめちゃめちゃ大きい。モスバーガーの2倍くらいあるんじゃないかな。)オムレツも、オープンサンドウィッチもオニオンスープもおいしくて、ボリュームもあって大満足のアメリカン朝ごはんでした。
今日は市内観光コース、まずはビーコンヒルへ。ここは典型的なニューイングランド地方の建物が美しく存在している場所でどこにカメラを向けても絵になる写真が撮れる。坂が多いのに、その坂を利用してレンガを積んで美しいアパートメントが並ぶ。
そんなビーコンヒルを抜けるとボストンコモン。これはボストンの中心では一番大きな公園で観光客も多いし、地元の人もたくさんお散歩している。ここを通り抜けダンキン・ドーナツで休憩。ちなみにダンキン・ドーナツはボストン発祥のドーナツチェーン店です。
そのあと、建国の勇者が眠るお墓やボストンの旧議会場、ボストン虐殺跡地などを巡りつつファニュエルホールまで。ファニュエルホールはいわゆる観光地で、サミュエルアダムスの像が迎えてくれ、レストランやおみやげもの屋さんや雑貨屋さんが所狭しと並び、大道芸人がいたる所にいて観光客を楽しませている。
そしてその先にはウオーターフロントのきれいな公園。そこまで見てホテルへ帰還。
ボストンの人は深切だ。ここ毎日そんな話題がしょっちゅうあがる。
そう、じつにそうなのだ。
地図を見ていたら「大丈夫?どこ行くの?」と話しかけてくれるし、コンビニでジュースを手に取って見てたら「これ、美味しいよ。」と教えてくれたり。ただ歩いてるだけで「帽子すごく良いね!」と一言言っては去って行く。
そんな愛ある街。
しかしそんな中で、困るくらい親切なのが信号だ。
ボストンでは、歩行者は基本「信号無視」。信号は歩行者にはあってないようなもので、とにかく左右左(右左右ではない)をさりげなく見て車との距離を見極めて渡る。大人も子供も。
「信号赤だから」と待っていると、車の方が青なのに停まってくれて「行け行け!」と促す。これは決して大げさではなくよくあることなので、私も気をつけてなるべく信号無視をするようにしていた。しかし来たばかりの家族にとっては大変な冒険で、車が停まってくれると深々と頭を下げ、小走りに渡る。
夕飯は私と弟で日本食的なのを作る。弟は今回「歩ちゃんが包丁持つなんち信じられんー。」と言っていた。そう、修行すると料理も出来るようになるのだ。
そばや野菜やホールフーズで買った寿司やチーズや、お惣菜をコロネードホテルに持ち込んで橋本家旅行最後の夜宴会!これは、うまい安い楽しい!で大いにしゃべりまくり盛り上がった。