西武鉄道の特急で入間市駅へ。ホームで1年ぶりにリクオさんと再会する。相変わらずだー。
昨日のお酒がバッチリ残っていて「ちょっと売店でウコンの力買ってくるわ?。」と言ったら「オレのも買って。」だって。リクオさん、キミもか!
アベミオも合流してライブハウスSO-SOへ。
実は何日か前にリクオさんと電話で話した時に「27日、暇やったら楽器もって遊びにくればー。」と言ってくれたので「やったー!行く行く!」と即答したのだ。
SO-SOに着くとすでに三宅さんが入っていてご挨拶。レコーディング(『ビンボーワルツ』)のあとライブに誘っていただいたのだけど結局出来なかったのでやっと今日一緒に出来る!楽しみ!
のーんびりセッティングなどしてリハーサルをやりはじめる。私はこういう場所でまたチェロが弾けるのが嬉しくて、テキトーなEブルースをひいていたら三宅さんがギターで入ってきてリクオさんもピアノで入ってきてつい3人でセッション。こういうのができるのって今までなかったな。めちゃ楽しいし、幸せ。三宅さんのロックなギターカッコいいなぁ。三宅さんも「チェロでこういうことやるとは思わなかった。」と言ってたけどウン私も1年前まで思わなかった。
これで一気に距離が縮まって三宅さんとも一緒に何曲かやることになった。
リクオさんのリハも、久しぶり故の感覚をつかんでいく感じがむずがゆくも楽しい。一曲一曲楽しすぎて「あー生きててよかった。」と大げさじゃなく何度も思った。アメリカに行くということは、テロがあるかもしれないし銃を持った人と運悪く出くわすかもしれないし、一応生きて戻れないこともあるかもしれないと覚悟はしていたのだ。それがまた音を楽しんでひくことが出来るこの幸せ。何とも言い表せない幸せ。
そんなわけで本番のステージは幸せを感じつつ一音一音を噛みしめながらひいた。
人前でひくのは帰ってきてからまだ2回目。まだちょっとこそばゆい感じもある。
リクオさんのアッパーな音楽はひいている方もアップしていき一丸となってお客さんもアップする。あっという間のステージだった。
そして三宅さんのステージを脇から見る。最初は座ってみていたのだけど途中で盛り上がって立って躍って手拍子しながらすっかりお客さんとなり見させてもらった。カッコいいなーロックスター!今まで何度か三宅さんのステージを見させてもらったけど今日は意外な曲をたくさん歌ってくれて全部心に伝わるウタでカンドーひとしきり。音楽ってすごい。生で聴く音楽ってすごい。
アンコールでアベミオと三宅さんと3人で何曲か、リクオさんも入り4人で何曲か。自分で言うのもなんだけどすごく良かったね、どの曲も。だからWアンコールをやったあとも拍手が鳴り止まず。ホントにこれ以上曲もないし充分やったんだけどもっと聴きたくなってしまう気持ちも分かる。それくらい良かったから。
打ち上げで(また、飲むんです)しゃべり、話を聞く。
今日三宅さんも『雨上がりの夜空に』を歌っていた忌野清志郎の話になった。
三宅さんもリクオさんも一緒に演奏していた人達なので、そんな人達の思い出話を聞いていてアメリカに行っている時にyahooニュースでしか感じれなかったことが、本当に本当なんだと、実感として感じてきた。まだ信じられないけど。
それからSO-SOは今日をもって一旦休業。場所を移転してまた始まるのだけどでもここは今日でおしまい。名残惜しい空気やおつかれさまな空気も混ざり合い楽しく飲みは進む。笹倉くんがSO-SOのうたを歌ってくれたりして和やかに最後の夜は更けていった。
