NYに出かける前にハーモニーのクラス。
バークリーの先生は、コンピューターをスクリーンに投影して資料を出したりネットでリアルタイムにネタを拾って生徒に説明する先進派と、昔ながらの投影機に透明なシート(譜面とか)を載せて説明するアナログ派に分かれる。
ハーモニーの先生は完全後者。今日はカセットテープを何本も持参していて、カセットかぁ懐かしいとむしろ感動してしまった。
アナログがカッコ悪いとか思わないんだろうな、最先端が一番カッコいいとも思ってなくてこのまま支障が出るまで使い続けそうな気がする。
カセット、しかも録音はレコードからの音だった。いいよね、アナログの音。
今回のNY行きは、バックベイ・ステーションのバス乗り場から出ているMEGA BUSで向かった。
バスはチャイナバスよりも快適だしネットもできるし良かったのだけど冷房が尋常じゃないほどキツくて凍えた。おまけに途中すごく混んでいて5時間半以上かかった。
マンハッタンに着いてからまずは春に来た時にエアプランツの3人で泊まった51丁目の安宿に入り鍵を受け取ってドアを開ける、そしてサプラーイズ!私がサプライズする方。サプライズしたのはミギワさん(ピアノの)。実は宿の空室情報のところに『宮嶋』と名前があったので、そーかなーと思いながらあえて連絡せずに行ったのだ。
当然だけどめちゃめちゃ驚いてくれたのでイエーイ!
すんません,いたずら好きで。
金曜日の夕方からの入場料フリーのMOMAに行こうと計画していたのだけど、バスも遅れたし時間がなくなったのであきらめて34丁目あたりをぶらついたりAstor placeの日本スーパーに行きつつ友達を待つ。
今日の目標は「日本居酒屋に行く」なのだ。わざわざボストンから、居酒屋に行くためにバスで5時間以上かけて、、、全くあほらしいけど、ボストンに居酒屋はないのだ。
9:30にAstor place待ち合わせ、遅れると連絡があったので暇つぶしに居酒屋に行くとめちゃめちゃ待ちの人が多いので入り口で名前を書いてまたぶらつく。たこ焼き屋発見。買ってたこ焼きを持ったまま歩くと「何、それー?」と外国人にたびたび声をかけられる。そりゃ珍しいよね。小さくて丸いのになんかソースがかかっててカツオブシがゆらゆら揺れている。しかし美味しかった。
やっと10時をだいぶ過ぎて合流、この間ボストンで会ったサックスのまささんも一緒にセントマークスストリートの「居酒屋けんか」へ。名前を書いていたにもかかわらずとっても待たされたけど、やっとこさ入って「とりあえず生ビール4つで。」と普通に言う楽しさ。「あと、あじフライと(ウマかった)焼き鳥盛り合わせと(これはひどかった)、、、。」日本語で日本の居酒屋価格でたのめる気軽さですっかりいい感じ。
いや、ほんとにボストンには居酒屋がないんだよね。お高いジャパニーズレストランはたくさんあるんだけど。