090628
復活!しました。早い!
風邪をひいた初期段階で気づいて適切に寝まくったので早くに治りました。
心配メールありがとうございました。
一応着込みまくってホカロン、腹巻きを携え出かける。
今日はノースステーションから約1時間半fitchburgまで汽車の旅。
予習をしながら、心地よい車窓と汽車の揺れを楽しむ。
と、真ん中あたりまで来たとある駅で続々と乗客が降り始めた。
そんなに人気のある街なのか?なんてのんびり見ていたら車掌さんがやって来て、降りて?なんてのんびりと言う。なんでもあそこに見えるバスに乗り換えてということらしい。うそー、そんなの知らなかったし。大丈夫かなぁ、ちゃんと着くのかなぁ。
運転手さんに確認するとfitchburg行きだと言ったので乗ると、たしかに30分後fitchburgに着いた。なんだったんだ。
駅にローラさんのパートナー(ボーイフレンド?)のおじさんが迎えに来てくれさらに30?40分のドライブ。着いた場所はNew Salamという街にある1794 Meetinghouseという建物。
おー、街といってもなんもないぞ。ローラさんのパートナーいわく「この辺はオールドタウンで、なにもないけどいいとこなんだよ。美しい緑があって、静かで。ボストンとは全然違うでしょ。」と。
たしかに。
1794 Meetinghouseの周りに消防署(ただ単に消防車を入れてる建物ってだけかも)、図書館、いくつかの公共の建物があり、それだけ。いやもう、のどかなものです。
この1794 Meetinghouseは、公民館的役割なんだなきっと。
初めて会う他のメンバーやエンジニアのおっちゃんに挨拶したあと、チェロをここんとこひいていなかったので練習しようと思い場所を探していたら、緑に囲まれた屋外があまりに気持ちいいので(さいわい曇りだし)椅子を持ち出して外で練習をした。これは心地よかった。虫たちがひいたことに答えてくれるんだよね。
その後サウンドチェックをして初めて全員がそろって数曲練習したら、あっという間に本番の時間。
そんなに緊張もせずにひきたいことをひいたのだけど、とにかくボストンに来てからと言うもの人前でひくということが少なすぎて勘が鈍っているのが半分、むしろ客観的に見れて冷静になれているのが半分。それからアメリカ人の中に外国人が一人でどういう風に見られているのか皆目見当がつかない不思議さ。
私にとってはそんな感じのライブでした。
でもローラさんは私の演奏をとっても気に入ってくれたようで、いやーよかったよかった。
そのほか思ったこと。
アメリカ人は思ったことを素直に伝える人種のような気が、つねづねしていたのだけど、このライブのときも休憩中や終わったあとにバンバン話しかけられて(お客さん少なかったんだけど)口々に「すごくよかった。」とか「チェロってすごく響くのね。」とか、言ってもらって私も素直に嬉しかった。
実はアメリカに行こうと思ったきっかけはまさにこれで、上妻宏光くんのアメリカツアーに参加させてもらった時に同じことを感じたのだ。コンサートをやったときに素直に反応が返ってくる。拍手であったり演奏者にわざわざ一言伝えに来たり。そんな演奏者と観客の関係をまたここでつかんだので、そこはなんかいい経験だった。
Laura Siersema
Performing music from her new release
「Talon of the Blackwater」
at 1794 Meetinghouse on June 28 at 4pm
with Steve Leicach, percussion
Wim Auer, fretless bass
Ayumi Hashimoto, cello
Laura Siersema
http://www.laurasiersema.com
Myspace
http://www.myspace.com/laurasiersema
2009年06月28日
Laura Siersemaさんのライブ
posted by ayumi at 00:00| 日記