2009年06月16日

エアロスミスの野外コンサート

090616
朝、宿題をしながら列車を調べる。comcast centerに一番近い駅mansfieldまでの行き方、調べるのが大変だったけどやっと分かった。サウスステーションからコミューターレイルという汽車に乗って30?40分。時刻も調べた。
時刻表を見ていてはたと気づいたのだけど、帰りの電車がない。
mansfieldからの最終電車は10:17。きっとコンサートはまだ終わっていないだろう。
どうしよう。
グーグルマップと時刻表をにらみ、やっとひとつ方法をみつけた。だいぶ遠くの他の駅から12時近くに最終列車が出ているらしい。これしかなさそうだなぁ。タクシーとかつかまるのかなぁ。もしなにかの間違いで乗れなかったら、、、。いや、考えてもどうせ分からないから考えるのはやめよう。

夕方にサウスステーションに集合。3人して汽車を待つ。
サウスステーションは終着駅なので入ってきたホームが出発するホーム、なのだけどどうやら汽車がホームに入ってくるまでどこのホームなのか決まらないらしいのだ。
だからみんなは斜め上を見上げて汽車を待っている。駅のホールの真ん中に空港にあるような大きな表示板があって(パタパタパタと行き先や時刻が回って表示されるような見かけのやつ。今は電光掲示だけど。)それを見ているのだ。そして表示が出ると一斉に歩き出す。
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私たちもチッピー(ポテトチップス)をバリバリ食べながら汽車を待ち、乗り込む。汽車ってだけでちょっとした旅気分。楽しいな。
車窓を横目で見ながら、なぜか勉強してしまった。私がハーモニーのクラスについていけてなくて勉強を始めたらあとの2人をすっかり巻き込んでしまった感じ。すみません。

そんなで30分くらいでmansfieldに着き、タクシーつかまるかと心配していたけどすぐにつかまり約10分で会場へ。思った通りみんな車で来ていてすごく広い駐車場に入るためにゆるゆると列を作っている。大型のバイクも見える。かっこいい、アメリカっぽい。ちょっと高めの駐車場では早くから来ていたと思われる人々がバーベキューをしたりワインを飲んだり。やっぱ野外はコンサート+アウトドアを楽しむ、みたいな感じなんだなあ。
ほどなく入場口。興奮するなぁ。ワクワク絶頂。
おー、垣間見える会場はめちゃめちゃ広い。まずはビールを調達せねば!!おきまりのIDチェックにもめげず各各飲み物を手に入れて乾杯したところで、ちょうど対バンのステージが始まったらしい。

私たちは一番安い芝生席で、遠いとはいえステージが見えるいい感じの席をみつけ陣取る。Dropkick Murphys を観ながらビールを飲み雰囲気を味わう3人。お客さんの年齢層が実に幅広くて、オジサンおばさんもいれば若者もいればティーンネイジャーもいる。ほとんどが白人でそれ以外は滅多にいない。日本人にはまったく会わなかった。
1時間のステージと30分のセット替えの間にビール、ワイン、イタリアンソーセージのホットドッグ(めちゃめちゃ高い)、つまみに持って来たピーナッツなんてのを楽しみながら、まだエアロのステージが始まっていないのにすっかり野外コンサートを堪能満足してしまった。

しかし、はじまったらさすがエアロスミス。
ロック・ロック・ロック!
とにかくロック!
ステージを縦横無尽に使いながら、聴かせる一曲一曲がロックしまくってて、最近ジャズに少々疲れていた私は叫びまくりロックを吸収しまくり。
途中から、頭を振りすぎたのと前に立ってた女の人の葉っぱの副流煙ですっかり気持ち良くハイ状態になってきて(私は吸ってません)、はぐれてしまった一人を置き去りに気分にまかせて移動していく。最終的に前の方の席にもぐり込んで最後の数曲を聴いたのだけど、音も見てる分にも迫力があってすごく良かった。
最後はビートルズの曲で締めてアンコールはなし!カッコよかったエアロスミス!

さて、どうやって帰ろう。
案外とすぐにタクシーがつかまったので運転手のお兄さんに相談してみつつ、計画していた通りの遠く離れた駅まで行ってもらう。
しかし行ってみるとそこは無人駅。私たち以外に人気なし。すっかり酔っぱらった私は路上で寝たりとやりたい放題。汽車は乗る人がいないと通り過ぎるらしいので、やって来た汽車に思いっきり手を振る。
乗客もいない寂しい汽車にゆられ、ハッピーな3人は1日を終えました。

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posted by ayumi at 00:00| 日記