2009年04月16日

今日のユージーンのレッスン

090416
ここのところ毎週のようにユージーンのレッスンがある。嬉しいばかりなのだけど練習が全然追いつかない。
今日はレッスンの前に質問を。
「夏学期のプライベートレッスンにユージーンの名前がないのだけど。」「今年の夏は教えないんだよ。」「え?」「夏は3日間だけバークリーの特別プログラムで教えるけど、あとはボストンには来ないんだ。」「そんなぁ?、、、じゃもうレッスンを受けれないの?」「教えらることは全て言ったよ。」そんなそんな、まだまだ知りたいことはあるんだけどな。
「もしもどうしても受けたければ、バークリーに来るその3日間か、僕の自宅に来るといい。僕の自宅は山の中でボストンからは車で2時間だよ。」「2時間!!」「そう。バスかなんかで来て音楽をやり子供達にそれを聴かせてあげて良い空気を吸って帰る。」「いいんですか?」「いいよ!」
よし、あつかましくも行こうと思う。
今学期のレッスンは今日を含め貴重なあと2回となった。

今日は良い機会なので前々から聞きたかったことをまず聞いてみた。
「独りでフリー・インプロヴィゼーションをする時には、なにかイメージかインスピレーションみたいなものを頭の中に描いてますか?」
「もちろん!」
「どんなこと?」
ユージーンはイメージするのは、例えば「場所」大きなカセドラルや美しい場所。
それから「ネイチャーサウンド」ここでユージーンは例えとしてジャパニーズバードと言ってうぐいすの鳴き声を聞かせてくれ、次にクジラの鳴き声を聞かせてくれた。
音を出す前に心の中に何かそういうイメージを持ち、アイディア、ストーリー、詩にして広げていくと良いと。
そして、集中して、息を吸って、自分の心の中を感じて。

レッスンの後半は実際にチェロを弾いてみて色々な技やヒントを教えてくれた。EやDのドリアン、F#フリジアンはチェロ的にとても有効らしい。
プラス「リズム」、プラス「サイレンス」。
posted by ayumi at 00:00| 日記