081121
ドラマー、アントニオ・サンチェスのクリニックに行ってきた。70人くらいでいっぱいの小さなホールは人があふれている。最初に軽い紹介があって(いついつにバークリーにいました。グラミーを受賞して、、云々。グラミー受賞者を週一で見ている気がする、すごい環境)、本人登場、しゃべりだす。メキシコで生まれ幼少の頃からドラムを始め、ティーンネイジャーの頃はビートルズ、ストーンズ、ツェッペリンなどロックばかり聴いていて、そのうチックコリアのエレクトリックなんとかを聴いてぶっ飛んだこと(explodeとか言っていたかな?)。ボストンに引っ越してバークリーに入学して1stセメスターでビバップのアンサンブルのクラスに行ったときのこと。(初めてのクラスでリーダーがパチン、パチンと指でテンポを示していて、ワン、トゥー、と言った時に「(パチンは)裏だったんだ!」という話。私もその昔ビビった。ジャズ。)
学生とのトリオで演奏したのだけど、当然だけどめちゃうまい。音数が多いのに全然うるさくない。そしてひきだしの多さ。なによりよく聴いている。一流の人ってみんな聴いてるよな、聴きかたが一流。
生徒の質問に丁寧に答えて、よくしゃべる。例えでちょっと叩くエルビンジョーンズのマネとかめちゃ面白い。
さて、
ボストンはとっても寒くなりました。今週に入って最低気温はマイナスです。ここではパーカーやコートについているフードは飾りでもファッションでもありません。実用です。帽子をかぶった上にフードをかぶせたりしてます。私も耳当て付きの毛糸の帽子を買いましたが耳当てがないとつらい。そうすると顔の出ている部分にもなにか欲しい感じです。手袋も必須。こんなに寒いのに教室ではまだ半袖の人とかキャミソールの人とかけっこういるんだよな。外国人は分からん。
Antonio Sanchez http://www.antoniosanchez.net/
2008年11月21日
Antonio Sanchezのクリニック。
posted by ayumi at 00:00| 日記