2008年05月31日

みなまた未来コンサート ~海恋物語 第二章~

080531
朝起きてチェックアウトして別の控え室でまた寝る。ほどよく温泉も開いて風呂。昨日は飲み過ぎたー、とにかくまったり。まだまだお仕事モードではない。開演の4時少し前に会場に向かい、まずは屋台をチェック!地元の美味しいものがたくさん、しかも安い。とりあえずピッツァと焼き鳥。
しかしコンサートが始まり徐々に集中モード。音楽畑の演奏?サーカスと、楽屋テントにもキンチョー感の空気が漂う。
で、やっと出番。一曲目、良い音楽やるぞーと気合い十分でひき始めてほどなく、すごい音のノイズが「びーー」とすごい音量でなり始める。ええー!!びびり動揺するも弾き続けないといけない。ちとせちゃんは変わらず歌っている。
こういう時には人間の器が出るもので、私のせいではないのに「もしかして私の何かがどうにかなってる?」とか考え始めて集中できない。曲が終わると「チェロじゃないですよ」とスタッフの人が教えてくれるが、ステージ上はちょいとパニクっているが冷静を保とうとしている感じ。とにかく集中集中といい聞かせながらていねいに弾くように心がける。4曲が終わったところで服部先生が出てきて「最初の曲、大変なノイズが出ちゃったねー、お客さんもちゃんともう一度聞きたいでしょう?」と言い、もう一度演奏することに。そのあとオーケストラのみなさんと一緒にワダツミの木を演奏し、これはとても盛り上がったので何とかセーフ。
終わって楽屋に戻ると思わず力が抜けてしまった。結局、外のPAのトラブルで私の落ち度は全くなかったのだけど、こんな経験は初めてだったし、お客さんもびっくりしただろうと思う。
でもちとせちゃんはエラいと思う。アーティストとして乗り切った根性もすごいし演奏が終わったあとのMCで服部先生と楽しくおしゃべりをして会場を和ませていたのもそうだけど、やることはやったとばかりに落ち込むそぶりは全くなくあくまでも前向きだった。度胸と根性。あれは見習いたいものだ。
posted by ayumi at 00:00| 日記