2010年02月07日

日曜日の過ごし方

100207
新宿pit innの昼の部を聴きに行く。外山明さんと大儀見元さんのインプロビゼーションDUO。
前々から行きたいと思っていて、色んな人に「一度は聴きに行った方がいい」と言われていたこのデュオにとうとう足を運んだ。なんというか、今日この日に行っておいた方がいいような強い力を感じたのだ。
といいつつ少々遅れて入店すると、すでに二人の音楽が店内を覆い尽くしている。ひょえーーーー。耳が離せないまま席に着こうとするも、即興演奏ライブなので何が次にどうなるか分からないワクワク感。
もちろん二人が対峙して音を鳴らしているのだから緊張感もあるんだけど、痛いような緊張感はなくて、音楽に対する楽しみ、音に対する心地良さを感じるための緊張感のある空気なので聴いている方としては次に来る時間を楽しみに期待していられる、これぞオンガク。
休憩があって2部の前半は外山さんがバラフォンを叩く即興。その後再び打楽器同士の即興。時折二人が顔を見合わせて笑いながら音を作っていくのがなんとも崇高。なんとも心地良いライブだった。
どちらかというとマニアックなライブだと思うのだけど、知り合いに何人も会い、特にミュージシャンのファンが多いライブだと痛感。あぁ行ってよかった。

終わってすぐに新宿三丁目の駅から電車に乗りecho&cloud studioへ。
昨日の朝に突然のお誘いで、the primroseのマツイさんからレコーディングをするので来てというメール。
どうやらレコーディングの模様をtwitterでリアルタイムにアップしつつ、iphoneで録った映像をリアルタイムで見れるという実験的なレコーディングをしているらしい。
電車の中でリアルタイム・レコーディングの動画を見ようとしたが、どうやら今のiphoneでは何らかのソフトをインストールしないと見れないらしい。残念。
スタジオに着くと神谷くんがブースに入ってレコーディングをしていた。ギターの永田くんが待ち状態。
一段落したところで私の持って来たチーズ&バケットでおやつタイム。男子は作業を始めると食べるのも忘れて没頭するので区切りのいいところでこういう時間を差し出す(私が食べたいだけという話もあるが)。
オススメのバケットと、これまた熟成度が完璧なチーズとでみなさんの気分もアップした所で録音再開。まずは永田くん。
ギターをひきはじめるとアンプのノイズがすごくて「ちょっと待って」と言ったので、何をするかと思えばマツイさんと一緒におもむろにアンプの真空管の掃除を始めた。
真空管アンプという名前は聞いたことはあっても、取り外すなんて、掃除するなんて、想像もしなかったのでびっくりしてその様子を眺めさせてもらう。
その後はアンプの調子も戻って永田くんの録音。彼はいつも仕事が速い。ほぼ1テイクでベーシックを、それを直しつつつつがなくREC終了。
次は私の番だ。いつもライブではなんとなくひいているので音を決めて譜面に書こうかなー、とも思ったけど結局「やってみないと分かんないし」と書かずに一度やってみたら案外よくて、これベーシックに。少々直しつつオーバーダビングをしたりして、なんだかんだいい感じで終了しました。
うんうん、結局なにをひいてもthe primroseになった。よかった。

突然のお誘いRECでしたがスッとプリムローズに入り込めた。
またこれからマツイさんにはお世話になる予定だし、よろしくお願いしまーす!
posted by ayumi at 00:00| 日記