2010年09月22日

父上京中。

100922
朝、父が、ハイチ大使館に行くと言って電話をかけ始めた。ものすごくむちゃくちゃな英語で午後イチのアポイントメントを取った。あのやりとりで、信じられない。
結局その午後イチに私もついていくことに。以前ハイチに行く時にビザを取りに来て以来の来館だ。
その時の大使さん、デュレさんは今日はあいにくいなくて大使代理の方が対応してくれた。
15年前に親子でハイチに行った時の写真を見せては、この建物はどうなりましたか?と聞くと「ここも壊れたよ。」と哀しそうな表情で教えてくれる。大使代理の方のお母様もこの地震で亡くなられたらしい。
「私たちが滞在していたあのホテルは?」「建物は崩れなかったけど、ホテルとしてはもう営業していなくて(どことかの)兵士が寝泊まりしている。」
とか、
「教会もほとんど倒れてしまった。」「30万人の人々が亡くなったんだ。」
と、実際に聞くとその被害はとても大きい。まだ、今年の出来事なのに復興にはまだまだ時間がかかるだろう。私が行った時でもまだまだとてもプリミティブでワイルドな国だったのだ。
これからもハイチという国を気に留めておきたいと思う。

夕飯時、父と話していたらふと文章の話になった。北九州でカルチャーセンターの文章教室のようなところへ通っているらしい。
「ツイッターっち知っとる?140文字という制限で文章をインターネットに投稿すると。」(北九州弁)「ほーう。(???)」「だけ、文章っち言うより”つぶやき”という感覚なんよ。」「140文字っちゃ原稿用紙1/4ちょっとね。それでどうやって文章にするんね。」「それでね、こういう本があるんやけど。」
ここで『ムンバイなう(ユザーン著)』を手渡す。(インド旅行でのつぶやきを写真と共にまとめた本。)父、ちょっとめくっては、面白いと思ったらしい。
「140文字っちいう少ない文字数で、書けることを書くんやね。」
つかめたらしい。
「この制限の中で書くのも面白いかもしれん。この時代に合っとる。」
「でも結局書く人のセンスやね。」
そうそう、結局文字数とかじゃなく、書きたいことと、ドラマと、センス。
私も研究せにゃいかんのかなぁ。
(かくいう私は最近twitterに飽きてきました。)
posted by ayumi at 00:00| 日記