110206
仙台最終日。
昼公演が終わってカーテンコールとなり拍手がやむと、その直後からスタッフとミュージシャンは「バラし」の作業に入る。
そこはもうスタッフやらバイト君やら人が入り乱れていて怒号も飛ぶ。一分でも早く片付けなければならないという一刻を争う特別な空間。正直言って怖い。
私もそんな中で、自分の機材をパッキングする。
自分が普段よくやっているアコースティックセットだとマイクを外して楽器を片付けてと10秒くらいで片付くのだけど、今回はエフェクター2台にミキサー、そして冬場ということもあり加湿器、意外といろいろとある。
それでも内橋さんやほかのメンバーと比べると機材は少ない方なのだが、なにぶんバラしに慣れていないもので時間がかかる。
しかしこれも幸せな時間を過ごした証拠。楽しく片付け、スタッフに一言「おつかれさまでした!」と言い、逃げるように工事現場のようになってしまった舞台を去る。
なかなかできない体験です。