2011年02月06日

バラし

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仙台最終日。
昼公演が終わってカーテンコールとなり拍手がやむと、その直後からスタッフとミュージシャンは「バラし」の作業に入る。
そこはもうスタッフやらバイト君やら人が入り乱れていて怒号も飛ぶ。一分でも早く片付けなければならないという一刻を争う特別な空間。正直言って怖い。
私もそんな中で、自分の機材をパッキングする。
自分が普段よくやっているアコースティックセットだとマイクを外して楽器を片付けてと10秒くらいで片付くのだけど、今回はエフェクター2台にミキサー、そして冬場ということもあり加湿器、意外といろいろとある。
それでも内橋さんやほかのメンバーと比べると機材は少ない方なのだが、なにぶんバラしに慣れていないもので時間がかかる。
しかしこれも幸せな時間を過ごした証拠。楽しく片付け、スタッフに一言「おつかれさまでした!」と言い、逃げるように工事現場のようになってしまった舞台を去る。
なかなかできない体験です。
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2011年02月05日

仙台公演初日。

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早すぎる!朝10時過ぎの新幹線なんて。眠い。
とりあえず東京駅に行く、乗る、眠る。
仙台公演、初日。というか地方公演、初日。
ついてすぐセッティング、そして休む暇もなくサウンドチェック。
サウンドチェックが終わる頃に役者さんたちが到着してにぎやかになってきた。
入れ替わりに私たちはいったん休憩、ゴロゴロ。何人かの役者さんは楽屋に挨拶に来てくれてゆるりと世間話。
今回のステージは舞台セットが決まっているのでいわゆる場当たりということは少なく、歌のリハーサルを中心に進められていく。順調。

仙台の会場であるイズミティは、十数年前に仙台フィルのエキストラの仕事で呼んでいただいていた時に何度も通っていた場所だ。なつかしいなぁ。
そして本番も東京と変わらずいい感じで進んだ。「いつも通り」の大切さ。
本番のあとは国分町(仙台一の繁華街)へ。
すごくおいしい厚みのある牛タンが食べれる店と言って連れて行ってもらった店は牛タンをはじめ料理がすべて美味しいお店でした。
途中で思い出したのだけどこのお店はHOMEMADE家族の打ち上げで連れてきてもらったなぁ。
あの時はツアーファイナルも近くて、私はアメリカに行くって決めていて、でも誰にも言っていなくて、さすがに泣きそうだったのを思い出した。
場所(と牛タン)の思い出。
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2011年02月02日

AYURI+Bar

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AYURI+Bar(太宰百合pf、橋本歩cello+馬場孝喜gt)@大塚Grecoでした。
やっぱり百合ちゃんと一緒に音を出すのは幸せ。そして馬場君とは2回目の共演ですが、さすがにすばらしい。
次は5/2に決まりました。ぜひ。
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2011年02月01日

室内バンド

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室内バンド、でした。
なんと今日は19回目のライブ。次回は7月で第20回目記念ライブだそうです。
続けることって、難しくってすごいこと。
洋さんとはこれから先も長いおつきあいにしたいなぁ。
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2011年01月15日

すごく、ブログが滞っております。

楽しいことが多すぎました。 長期のプロジェクトに関わっていると、意外と書けないものです。 どこまでさかのぼれるか分かりませんが、書けるだけ書いてみます。
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2010年12月30日

場当たり初日

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劇場で場当たり初日。
待ち時間が長いのは覚悟していたので演奏以外は気長に過ごす。
演奏している場所からは芝居があまり見えないので、ひかなくていいところはなるべく客席で芝居を見て音楽をふくらませる。
なーんて感じで進んでゆく場当たり。
小栗さんがこんなことまでするんだ、と、びっくりシーンもあったり。

終了後マジメに家に帰り、晩酌。
やっぱり冬は日本酒だよな。
今日は絶好の日本酒日和。
年末だし、仕事だし。
日本酒をたしなみながら「時計じかけのオレンジ」のDVDを再度見る。
お芝居とのお稽古が始まってから見ると見方が変わって発見も多数。面白い。
ま、何度見ても、、、、すごいなぁ。
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2010年12月29日

忘年会の次の日

寝不足、でも元気。
赤坂ACTシアターでセッティング。
今回チェロの他にエフェクターもあるので、分からないながらもまぁつなげた。音出しは明日。

夕方に終了して、友人に電話。今日会おうと言っていて時間的にむずかしいかなと思っていたのだけど、連絡してみたらナイスタイミング!この僅かな空き時間に会うことができた。
ボストンでさんざんお世話になったダリル&たかよ夫妻 and cute baby!!
新しい生命は感動ものの生命体で、この子の人生をこれから何十年も時々だけど見ていくんだと思うとなんだか感慨深いものがあった。

夜は「うずらぎぬ」のレコーディング。水谷さんのアレンジでphonolite strings。
スタジオの、ブースではなく居間みたいなコントロールルームの一番響く場所にマイクを一本立てて、歌は前、後ろに弦が並ぶ。おのおの距離でバランスをとるという古典的ながら一番音楽的なやり方。
そしていいテイクがとれるまで、やる。
原点に立ち返ったようなレコーディングでした。
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2010年10月06日

JOY the MUSIC

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朝10:30から水谷さんのリハーサル。ミュージシャンとしてはありえないくらい早朝のリハ。水谷さんは朝までアレンジしていてあんまり寝てないそう。
今回は、変な編成弦カルに+太田朱美ちゃん、そして山口有紀ちゃんということでウタものからリハーサル。水谷響の渦に歌が。これぞフォノライト。
その後、歌なしの曲もやって「今日は結構練習したなー。」って感じ。
終わった瞬間に水谷さんはいいちこを取り出し飲みはじめる。そうね、がんばったんだもんね。

帰りの地下鉄から、ふと六本木に立ち寄った。
今年の4月に闘病の末に亡くなった沢田としきさんとその娘さんとの個展を観に行く。
雑居ビルの3階、普段は事務所として使っているスペースはぎっしりと作品でうめられ沢田さんの空気になっていた。
ひとつひとつゆっくり見て行く。楽しい。絵を見て楽しい、すごいことだ。
どうしてもニコニコしてしまう。
 楽器が多く登場する。
 双子の娘さんに絵を文章でお手紙を書いている。
 若い頃の絵は繊細でポップでクール。
 本の表紙をあんなにたくさん書いていたとは知らなかった!
 娘さんの絵は信じられないくらいの細密画。
 沢田さんの若き時分の写真がいい味出しててウケた。
ゆっくり見ても見飽きない。節ちゃんと時々話しながら見てたのだけど、結局勧められるままにワインをいただき沢田さんの思い出話に花が咲く。

オムトンと私とで沢田さんとライブペインティングをしたこと。
せっかく描いた絵を塗りつぶしてその上から別の絵を描いたのがとても驚いた。あれはライブに来ている人しか見れない。その時、ライブの中盤で演奏をやめて一旦シーーーンとし、音楽的に「と・し・き・さん」とメンバーが各々呼びかけた。沢田さんはもう時間が来てしまったのかと、まだ描き終えてないのに、とびっくりしたらしい。作戦成功。

前に青山で個展をやった時は、すっかりその個展が気に入ってしまって何度も通ったこと。そこでもワインを出してくれて結局飲んでたこと。
とある日には、沢田さんのお友達のミュージシャンがある一枚の絵の前で何分も過ごしている。よっぽどご執心のようでそのうちギターをとりだしてその絵の女性に語りかけるように一曲歌った。そしてこの女性にしようと決心したようだった。
私もその個展のオープニングパーティでひいたのだけど、陽気な曲で沢田さんはついに躍りだしてしまったり。
「その時の絵の中にチェロをひく私の絵があったんだけど、あれはどうしたのかな?どこかにもらわれて行ったのかな?」と節ちゃんに聞いてみた。「あれ?どうしたんだろ?多分家にあると思うんだけど。」「探してー、お願い。」「わかった。じゃ歩ちゃんがソロアルバム作ったらジャケットそれだね!」「そうそう、そうしたい!」
そんな夢も語りつつ沢田さんと楽しい時を過ごしました。
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2010年10月04日

ハシケンさんと打ち合わせ

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まだおなかいっぱいのまま新幹線で東京へ戻り、そのまま下北沢でハシケンさんと打ち合わせ。
ハシケンさんの歌「下北沢」のままにマクドナルドを入り「どこ行こうかー。」なんて言ってたら、「ぶーふーうーの同じビルの4階にあの曽我部恵一の店」に行こうということになった。
前にやった時の譜面を預けていたので持って来てもらい(私こんなにいっぱい弦アレンジしてたんだー。)、今度やる曲の打ち合わせをマジメにやる。
とにかく今度のライブは人数が多いのでごちゃごちゃにならないように前もってやるべきことをやっとかなきゃいけないのだ。
でも楽しいライブになると思う。うん。楽しみ。
帰って寝よう。
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2010年10月03日

TOKU billboard live大阪

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東京 名古屋とやってきたTOKU with stringsでとうとう大阪。
朝早くの新幹線は乗り込んですぐに寝る。隣のアリマサさんと話す余裕はない。
着いて早々にリハーサル。今日は一回目のステージが早い時間に始まるのだ。
でも、弦のメンバーが入れ替えがあったりということでリハーサルはみっちりやる。
一回目のステージで私が失敗してしまい、一気に変な緊張が取り憑く。
その緊張をみんなに悟られないようにbillboard live特製夕ごはんをいただいていると、「今日の打ち上げは肉。」という情報が流れてくる。
肉?
謎と期待とを胸に緊張の2ステージ目をひく。

片付けは早い。ビールを飲みながら。
一旦ホテルに帰って全員集合し、タクシーでわざわざお目当ての焼き肉屋さん『ソウル』へ向かう。
ここでの肉番長はギターの荻原くん。かなりの肉好きらしい。
私はたまたま前の席に座ったらオーダーから焼き具合まで全部監修してくれた。
牛タン刺し、ホルモン数種類、ロースまで唸るほどの肉肉肉。。ホルモンの中で「つらみ」というのは初めて食べたけど甘くておいしかった。名の通り「つら=顔のほほ部分」らしい。はらみ、もそうだけど筋肉をよく使う部分はおいしくなるらしい。
しかしみなさんよく食べる。私は途中でお腹いっぱいでギブアップしたのだけど、夜中とか関係なくすごく食べてる。たしか前の名古屋の時も夜中に火鍋の店で食べまくったなぁ。
よく食べるTOKU BAND。
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